【艦これ安価】白露「今日もいっちばーん!」【時雨SS】

転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472050158/

1 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/24(水) 23:49:18.41 ID:oEY+5PVxo

※エログロ、過度な下ネタ禁止。
※たぶんすぐ終わります。

白露「時雨っ、おっはよー!」

時雨「白露、おはよう。ふふっ、今日も白露は元気だね」

白露「もっちろん! 今日も張り切っていっちばーんを目指すよ!」

時雨「うん。僕も負けないさ」

白露「あたしだって負けないよ! さて、それじゃあ今日は何をしようかなー?」

白露「うん! 今日は安価下2をしよう!」

2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 23:50:14.71 ID:51YyJREr0

大食いチャレンジ

3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 23:50:58.52 ID:r9A59a900

>>2

5 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/24(水) 23:58:31.75 ID:oEY+5PVxo

時雨「大食い? なんでまたそんなことをするの?」

白露「ちっちっちっ。時雨、いっちばーん! になるための資本として、丈夫な体は必要不可欠なんだよ?」

白露「良く動き、良く働き、よく学び、良く遊び、良く休む! それがとっても大切なんだから!」

時雨「それで大食い?」

白露「うん! 一杯食べて一杯成長しなくちゃね!」

時雨「さすがだね、姉さん。ただ単に食い意地張ってるわけじゃないんだ」

白露「むー! 失礼な!」

時雨「それで、どこでなにに大食いチャレンジするつもり?」

白露「んー……そうだね。間宮さん行くのも良いし、鎮守府の外に行くのもありだよね。あと誰かに作ってもらうとか……」

時雨「誰かって……具体的には考えてないんだね」

白露「それじゃあ時雨にはなにか提案があるの?」

時雨「そうだね……安価下2なんてどうかな」

1 やっぱり間宮さんに行こう

2 外でそういう大食いできるような店に行ってみよう

3 鎮守府で料理が得意で作ってくれそうな人に当たってみようよ

4 自由安価

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/25(木) 00:04:59.97 ID:XMD4ykqWO

比叡とか磯波の料理で大食いチャレンジしてこその一番
8 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/25(木) 00:14:10.70 ID:0qoeyktmo

白露「ふっふーん! 時雨、甘いよ! 間宮さんと阿武隈さんと蒼龍さんの優しさを掛けたものよりなお甘い!」

時雨「なに、その例え」

白露「ただの大食いチャレンジでいっちばーん! になんてなれるわけない!」

白露「比叡さんとか磯波ちゃんの料理で大食いチャレンジしてこその一番!」

時雨「比叡さんや磯波の料理だって!?」

時雨「……磯波の料理ってまずかったっけ?」

白露「それだと比叡さんの料理が確定でまずいように思っているように聞こえるよ?」

時雨「揚げ足取らないでよ白露。で、どうなのさ。ぶっちゃけちょっとwikiとかみたけどそれらしい逸話がないんだけど」

白露(メタいなあ……ってどうだったっけ?)

時雨(磯波と磯風間違えたとかいうオチじゃない……よね? たぶん)

磯波の料理の腕前
コンマ下1

9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/25(木) 00:14:56.28 ID:aVOnMGAwo

たかく

11 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/25(木) 00:26:24.06 ID:0qoeyktmo

白露「まずいけど食べられないほどじゃない!」

時雨「素直だね姉さん。そういうところすごいとは思うけど尊敬はできないよ姉さん」

白露「うわー、棒読みだ。まあいいよ。とりあえず作ってくれるかどうか分からないしね」

時雨「……え? 本気で頼むの?」

白露「そうだけど? なんで?」

時雨「できればやめておきたいなあ……」

白露「大丈夫大丈夫! 食材使えば人体に悪い影響はないって!」

時雨「一度醤油をがぶ飲みしてから、もう一度その台詞を言ってみてくれないかな」

白露「あはは、時雨ってばジョークがきついね!」

時雨「まあ、ぶっちゃけ飲んだことないけどさ……うん」

時雨「比叡さんはアレンジしなければまともな料理ができるはずだから、それに期待しようか」

12 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/25(木) 00:27:14.70 ID:0qoeyktmo

比叡「気合い! 入れて! 料理をします!」

磯波「ここは私も、頑張るときなのです!」

時雨「うわあ、気合いたっぷりだ」

白露「ありがとうございます、二人とも!」

比叡「いえ、私の料理をお腹いっぱい食べたいなんて! 比叡感激です!」

時雨「それ妹さんの台詞だよ!?」

磯波「ありがとうございます、うれしいです」るんるん

時雨「磯波は磯波で乗り気だし……大丈夫かな」

白露「もー、時雨ったら心配症なんだから。あ、あたし達もなにか手伝いましょうか?」

比叡「いえ! 二人の手を借りなくても大丈夫です。白露ちゃん達はのんびり待っていてください」

磯波「私も心配いりませんよ」

時雨「できれば介入したいんだけど……」

比叡「あっ、二人とも。もしかして私の料理の腕前を心配してますね?」

白露「ううん、別にしてないよ」

時雨「してるよ」

比叡「あはは、時雨ちゃんは正直ですね。でも大丈夫!」

磯波「私達、安価下2に料理を教えてもらったんです!」

※1~3名まで可(艦娘限定)

14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/25(木) 00:28:46.77 ID:xdjwXSKs0

川内

16 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/25(木) 00:36:16.15 ID:0qoeyktmo

白露「へえー。川内さんなら安心かな」

時雨「川内さん、昼間寝ていることが多いのによく教わることができたね」

川内「呼んだ!? なに夜戦!」

白露「んんっ、違います!」

時雨「白露、それ違う人の台詞」

川内「なんだ……じゃあ寝直すね」

磯波「ちょうど良かったです! 川内さん、今から私達料理するんです。教えてもらったお礼に召し上がってください」

川内「え? うーん、そうだなあ……小腹空いてるし、食べてから寝てもいいかな。それじゃあお願いするね」

比叡「はい! 期待しててください!」

時雨「ねえ、川内さん。ぶっちゃけ二人の腕前の上達振りはどうなの?」

川内「ん? そうだね……」
比叡の上達 コンマ下1

磯波の上達 コンマ下2

17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/25(木) 00:36:48.23 ID:Pfcv0j8Wo

18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/25(木) 00:37:09.35 ID:1Ur8dw8H0

19 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/25(木) 00:43:12.77 ID:0qoeyktmo

川内「人にはさ……可能なことと不可能なことってあるよね」

時雨「帰ろう姉さん。帰ればまた来られるから」

時雨「二度と来る気はないけど」

白露「帰っちゃ駄目だよ!? せっかく作ってくれてるのに失礼すぎるよ!」

時雨「命には替えられないさ」

白露「あはは、まっさかー。命に関わるようなことあるわけないじゃない、ねえ川内さん……?」

川内「私は、今度から料理教えてるときは良く考えてからにしようと決めたよ」

白露「……え」

時雨「やっぱり帰ろう」

白露「だから駄目だって!?」

時雨「ま、まあさっきも言ったとおり、比叡さんは変なアレンジしなければ大丈夫……磯波も食べられないわけじゃないはず……」

時雨(どうしよう? 運を天に任せて待つ? それともなにか対応策を考える? いっそのこと逃げ出す……?)

時雨(安価下2にしよう)

21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/25(木) 00:46:43.82 ID:JrdlgSAqo

試食役を呼ぼう

23 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/25(木) 00:52:54.82 ID:0qoeyktmo

時雨「そうだ、生け――試食役を呼ぼう」

川内「今生け贄って言わなかった?」

白露「え? どうして?」

時雨「せっかくあそこまで張り切って、沢山作ってくれているんだ。なら道連れ――もとい他の人にも食べてもらった方が良いんじゃないかな」

川内「今道連れって言ったよね!?」

時雨「僕達三人だけで生き残れ――食べきれるとは限らないし」

川内「死ぬ可能性あるの!? しかも私も含まれてる!?」

白露「んー。比叡さーん! 磯波ちゃん! あと数人連れてきてもいいですか!?」

比叡「もちろんオッケーです!」

磯波「作り甲斐がでますね! ますます頑張りますね!」

時雨「よし被害担当や――試食係が増えたね」

川内「あのさ……いや、もういいか」
被害担当――もとい試食係(艦娘限定)
安価下1~3 1レス一人ずつ

24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/25(木) 00:54:15.79 ID:aTvpkbneO

磯風

25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/25(木) 00:54:26.66 ID:RrSlhQ3bO

榛名

26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/25(木) 00:54:30.35 ID:Pfcv0j8Wo

浜風

27 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/25(木) 01:06:33.86 ID:0qoeyktmo

磯風「磯風、見参」

榛名「榛名、参りました!」

浜風「ふむ。料理ですか……楽しみですね」

時雨「ふう……ちゃんと来てくれて良かった」

川内「悪気なく被害担当を呼び寄せるとか、どうかしてると思うな……」

時雨「誰かが二人にしっかり料理を教えてくれてれば問題なかったんだけどね」

川内「な、なんのことかな~?」

磯風「ふむ、比叡さんと磯波は川内さんに料理を教わっているのか」

白露「磯風も阿武隈さんに料理教えてもらっているんだよね」

磯風「ああ。上手に作れるようになって、料理が楽しくなってきたぞ。浜風にもよく食べてもらっている」

浜風「いつも磯風にはごちそうになってます」

榛名「ふふっ、素敵ですね。榛名も金剛お姉様達とたまに料理するんですよ」

白露「へえー! それはいいですね! 時雨もクッキーとか作るようになったよね」

時雨「誰かさんがよく食べてくれるからね」

白露「あはは、それってあたしのこと? うん、時雨の作ってくれるお菓子はおいしいからね」

時雨「そう? そう言ってくれると嬉しいな」

比叡「お待たせしました!」

磯波「お料理完成です」

28 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/25(木) 01:07:28.45 ID:0qoeyktmo

白露「わーい! 待ってました!」

榛名「比叡お姉様、磯波さん。ありがとうございます」

時雨「いよいよ審判のときか……」

川内「不吉なこと言わないでよ!?」

磯風「二人とも、感謝する。そう言えば一体なにを作ったんだ?」

浜風「……」わくわく

比叡「私は安価下2です!」

磯波「私は安価下3を作りました」

※同時に料理の出来を安価コンマ
(今までの低コンマにより-30 10以下なら人体に悪影響レベル)

30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/25(木) 01:09:27.55 ID:xdjwXSKs0

肉じゃが

31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/25(木) 01:12:06.96 ID:Pfcv0j8Wo

エビチリ

35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/25(木) 07:45:44.44 ID:8phMrmdtO

乙乙(初っぱなで磯風と磯波を間違ったなんて言えない……)

39 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/25(木) 23:55:11.22 ID:0qoeyktmo

>>35さんは磯波ちゃん大好きな提督さん
比叡「はい、皆大好き肉じゃがです!」

磯波「私はエビチリを作りました。肉じゃがと良いアクセントになるかと思います」

白露「うわー! 二人ともすごーい!」

白露「もう、川内さんってば人が悪いなあ。とてもおいしそうだよ!」

川内「あっれえ……? ちょっと前に教えてたときは確かに……まあいいか」

時雨「まともだ……えっと、ごめんね。疑ったりして」

磯波「いえ。気にしないでください」

榛名「比叡お姉様も磯波さんもすごいです!」

浜風「お腹と背中が貼り付きそうです。早く食べましょう」

磯風「そう焦るな浜風。料理は逃げたりしない」

浜風「逃げなくても冷めてしまいます!」

磯風「そ、そうか……」

白露「浜風ってば食いしん坊さんだね!」

磯波(なにがそこまで浜風さんを駆り立てるんでしょうか……?)

比叡「まあ、浜風さんの言うことももっともです! 冷めないうちに召し上がってください!」

白露「いっただっきまーす!」

時雨「頂きます」

40 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/25(木) 23:55:49.49 ID:0qoeyktmo

白露「んーおいしー!」

時雨「比叡さんの肉じゃがも……うん。おいしいよ」(←ぞろ目補正)

比叡「そうですか? 気合い入れて作った甲斐がありました!」

榛名「このエビチリもおいしいです! ちょっと辛い気もしますけど……でも榛名大好きです!」

磯波「そ、そんなに褒められると照れくさいです……」

浜風「はむはむっ、おかわりを頂けますでしょうか」

磯風「浜風、そうがっつくな。口元が汚れているぞ」

浜風「どうせまた汚れるので問題ありません!」

磯風「そ、そうか……」

磯波(本当になにがそこまで浜風さんを駆り立てているんだろう……?)

川内「あれぇ……? ねえ比叡に磯波、私が最後に教えてからなにかあった?」

比叡「自主的に料理の練習してました!」

磯波「川内さんから教わったことを復習してましたけど……」

川内「そ、そう……」

川内「もしかして教え方下手なのかな……?」

磯波「そんなことありませんよ。川内さんが基本を教えてくれたから、練習がちゃんとできたんです」

比叡「はい! その通りです!」

川内「それならいいけどさ……なんか納得いかない」

41 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/25(木) 23:56:20.28 ID:0qoeyktmo

白露「本当においしいです! これならいくらでも食べられるよ!」

浜風「あまり食べ過ぎないようにしてください。お腹壊しますよ」

白露「もー! 大丈夫だって!」

時雨「白露の胃はすごく頑丈だからね。どうやっても壊れはしないさ」

白露「むー! 時雨それどういう意味?」

時雨「白露はいっちばーんってことさ」

白露「ならよし!」

磯波「それでいいの白露ちゃん!?」

磯風「磯風としては浜風の方が心配なのだがな」

浜風「心配ありません磯風。私の胃は白露より頑丈です」

白露「む! いっちばーんはあたしにきまってるじゃない! ねえ!?」

浜風「いえ、ここは譲れません。私の胃の方が頑丈ですから、私がより多く食べるべきです」

磯風「おまえさては沢山食べたいだけだろう!?」

榛名「どちらも頑丈、ではいけないのですか?」

白露「駄目だよそんなの!」

浜風「駄目です」

榛名「は、はあ……榛名には難しいです……」

白露「というわけで浜風! どっちがいっちばーん沢山食べるか勝負だよ!」

浜風「望むところです」

時雨「まってよ姉さん。いくらなんでも肉じゃがとエビチリにも限りが――」

比叡「あ、まだまだ沢山ありますから」ドンッ!

磯波「たっぷり召し上がってくださいね」ドンッ!

時雨「なんでそんなに沢山作ったのさ!?」

川内「みんな、夜戦に向けて腹ごしらえ万全じゃん!」

時雨「絶対違うよ」

42 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/25(木) 23:56:53.58 ID:0qoeyktmo

――しばらくして。

白露「ふっふっふっ……浜風、そろそろギブアップした方がいいんじゃない?」

浜風「白露こそ。冷や汗が出てますよ」

白露「これはエビチリ食べてるからだよ……もーまんたい」

時雨「白露……もうやめた方が」

白露「そういうわけにはいかないよ……あたしがわがままで始めたんだから」

白露「ちゃんと残さず食べないと、比叡さんと磯波に申し訳ないじゃん……」

時雨「姉さん……」

榛名「白露さん……」

磯風「しかし、体を壊しては元も子もないだろう。浜風も無理するな」

浜風「私も白露と同じですよ。発案者でないにしろ、ここまで付き合った以上食べ残すわけにはいきません」

比叡「うう……みなさんがそこまでの覚悟を持って私達に料理をお願いしていたなんて……!」

磯波(他の人に分ければ良いんじゃ……? って言っちゃいけない雰囲気だなあ)

榛名「あれ? そう言えば川内さんは……?」

川内『夜戦に差し支えるから部屋に戻って寝る』(←置き手紙)

榛名「!?」

43 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/25(木) 23:58:13.16 ID:0qoeyktmo

白露(けど……そろそろ限界かも……)

時雨「……姉さん、もう限界?」

白露「……」

時雨「なら、後は僕に任せてよ」

白露「そ、そんなの……」

時雨「あと少しだけだし。僕だけでも食べきれるよ」

時雨「今回はいっちばーんになれなくても、次頑張ればいいじゃない」

白露「駄目だよ! あたしはいっちばーん! になるんだから!」

時雨「……姉さん」

白露「さあ、最後の追い込みだよ!」

浜風「……さすがですね、白露も」

時雨「……やっぱり白露はすごいや」

時雨「じゃあ、半分よこしてよ」

白露「え?」

時雨「だってずるいじゃないか。僕にはいっちばーんになる機会を与えないつもりなの?」

白露「……もうしょうがないなあ、時雨ってば。時雨が食べきれなかった分はあたしが食べるからね」

時雨「その言葉、姉さんにそのまま返すよ」

浜風「私も負けません!」

榛名「それじゃあ、榛名も頑張ります!」

磯風「仕方ない……水でも持ってきてやるとしよう」

比叡「みなさん、頑張ってください!」

磯波「ファ、ファイトです!」

44 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/25(木) 23:58:48.17 ID:0qoeyktmo

――そして。

白露「うあー、もう動けないー!」

時雨「まったく、食べ過ぎだよ姉さん。部屋に戻るなり横になるのはどうかと思うよ」

白露「いま動くと消化にすっごく悪そう……」

時雨「もう……お疲れ様」

白露「えへへ、心配かけてごめんね。でも、今回はあたしと浜風二人がいっちばーん! だね!」

時雨「本当に白露はいっちばーんばっかりだね。けど、僕も次は負けないよ」

白露「あたしだって次もいっちばーん! なんだから!」

――トントン

時雨「うん? 誰だろう? 今開けるよ」

艦娘指定
安価下2

46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/26(金) 00:00:49.76 ID:qqJlhMeP0

磯風

47 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/26(金) 00:06:53.79 ID:nsefz17Oo

磯風「磯風だ、邪魔をするぞ」

白露「あれ? 磯風さっきぶり。どうしたの?」

磯風「なに、浜風が張り合ったせいで迷惑を掛けたと思ってな。この磯風がもっと前に止めるべきだった」

白露「あはは、そんなの発案者があたしなんだから、磯風や浜風が気にすることないのに」

磯風「む。そう言ってもらえるとありがたい……っと、白露に伝言があってな」

時雨「伝言?」

磯風「安価下2(艦娘指定)からで、安価下4(内容)だそうだ」

49 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/26(金) 00:13:54.82 ID:nsefz17Oo

今日はここまで。
お疲れ様でした。

安価は『安価下1(艦娘指定)からで、安価下3(内容)でお願いします』

50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/26(金) 00:18:42.58 ID:AsiBnkMMO

村雨

52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/26(金) 02:58:00.02 ID:vuXsrkeFO

私との格闘技の訓練どうなったの?忘れてる?

54 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/26(金) 22:58:15.74 ID:nsefz17Oo

乙ありがとうございます。

磯風「『村雨との格闘技の訓練どうなったの? 忘れてる?』だそうだ」

白露「……あああああああ!?」

時雨「姉さん……」

磯風「早く行ってやったらどうだ?」

白露「うわわわわ、まずいよーっ!? ともかくすぐ行かないと!」

時雨「相変わらず姉さんは忙しないなあ」

白露「磯風、ありがとうね!」

時雨「助かったよ、それじゃあまた」

磯風「別にたいしたことはしてない。それではまたな」

55 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/26(金) 22:59:01.47 ID:nsefz17Oo

村雨「もう、村雨だって暇なわけじゃないし、ちょっと困るんですけどー」むすー

白露「ほんっとごめん! 今度間宮でなにかおごるから!」

村雨「まっ、それなら許したげる」

白露「ありがとう! 今度はちゃんときをつけるからね!」

村雨「はいはい、それじゃあ時間も押してることだし、さっそく始めよっか」

白露「そうだね!」

村雨「いくよ白露! 村雨のちょっといいとこ、見せたげる!」

白露「す、すっげえ気だ! オラわくわくしてきたぞ!」

時雨「白露、少年の永遠のヒーローみたいな口調になってるよ」

白露「それじゃ、いっちょやってみっか!」

村雨「白露人がごときがこの村雨様に勝てるとでも?」

時雨「二人ともノリノリだなあ……ちょっと置いてきぼりっぽいよ」

「それじゃあ私の相手をしてよ!」

時雨「え? だれ?」

艦娘安価 下2

57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/26(金) 23:00:13.11 ID:ws7bydCt0

子日

58 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/26(金) 23:07:03.58 ID:nsefz17Oo

子日「もう時雨ちゃん! 子日だよ! ねーのーひ!」

時雨「ごめんね子日。ちょっと二人の練習に気を取られていたよ」

子日「えへへ、いいよ! でも子日の練習に付き合ってくれると嬉しいな!」

時雨「そうだね。せっかくだから、僕もちょっと体を動かしたいから、助かるよ」

子日「やっほい! やったあ! 子日も時雨ちゃんと一緒に練習できて嬉しいよ!」

時雨「それじゃあ、準備運動してから始めようか」

子日「うん!」

村雨「どうしたの白露!? ツ級を倒したときはそんなものじゃなかったでしょ! 真の力を村雨に見せてみなさい!」

白露「しょうがねえ……見せてやるよ、白露拳を!」

子日「ねえねえ、あの二人なにやってるのー?」

時雨「気にしなくて良いよ。本人達はあれで楽しんでいるんだから」

子日「ふーん? そうだね! 二人とも楽しそうだし!」

白露の戦闘力(?) コンマ下1

村雨の戦闘力(?) コンマ下2

59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/26(金) 23:07:35.86 ID:t8QY73k2o

60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/26(金) 23:08:08.20 ID:7EjSBC2Po

つよい

62 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/26(金) 23:23:14.72 ID:nsefz17Oo

村雨「えーい!」ブンッ!

白露「わわっ!? 村雨、随分腕あげたね! あたし驚いたよ!」

村雨「ふふんそれほどでも! そろそろトドメさしたげる! あの駆逐艦のように!」

白露「あの駆逐艦……? 初春のことか……? 初春のことかーっ!?」

初春「ちょっと待つのじゃ!? 勝手にトドメを刺されたことにするでないぞ!?」

子日「あっ! 初春ちゃんやっほい!」

白露「ごめんごめん、ついノリで」

初春「まったく勘弁して欲しいのじゃ……」

村雨「隙ありっ!」

白露「甘いよ!」ガシッ!

村雨「うえっ!? ちょ、ちっとも動かないんですけどぉ!? 白露いつの間にこんなに強くなったの!?」

白露「とっくにご存じなんでしょ?」

白露「いっちばーんを取るためにやってきた艦娘……穏やかな心を持ちながら、激しいいっちばーん! への情熱によって目覚めた伝説の戦士」

白露「スーパー艦娘白露だよ!」

時雨「頑張れ白露……君がいっちばーん! だ」

白露「たりゃー!」

村雨「うーわー!? やられたー!?」

子日「白露ちゃんすごーい! ねえねえ、時雨ちゃん! 子日達も早く組み手しようよ!」

時雨「そうだね。白露や村雨に負けられない」
時雨の戦闘力(?) コンマ下1

子日の戦闘力(?) コンマ下2

63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/26(金) 23:24:30.13 ID:liBNjsuPO

64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/26(金) 23:24:44.00 ID:wn3jJTyDO

はい

65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/26(金) 23:27:10.96 ID:BwjN6Eubo

ヒュー!

66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/26(金) 23:32:07.43 ID:X7mJihXgO

これはビルス様ですわ

67 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/26(金) 23:35:53.80 ID:nsefz17Oo

時雨「さて、始めようか。よろしくね子日」

子日「はーい、それじゃあいっくよー!」

村雨「あはは、子日は無邪気でかわいいわねえ」

子日「えーい!」

白露「まずい!? 避けて時雨!」

時雨「え?」

子日「チェストーっ!」

時雨「がっ……!?」

子日「あれ? 駄目だよ時雨ちゃん、食らった振りなんかしちゃ」

時雨「……あ、あはは……振りなんか器用な真似、僕にはちょっと無理かなあ」ぷるぷる

初春「生まれたての子鹿のような足をしておるぞ!? 大丈夫なのか!?」

子日「もー。今のは三割くらいの力しか出してないから、時雨ちゃんなら余裕で避けられるはずだよ」

時雨「ごめんなさい無理です勘弁してください」

村雨「な、なんて奴だ……村雨の眼にはまったく見えなかった」

白露「まさか子日がここまで強かったなんて……」

村雨「え、ちょっと白露まさか今の見て子日と手合わせしようとか、馬鹿なこと考えてないよね?」

白露「もっちろん! 安価下2だよ!」

69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/26(金) 23:39:06.56 ID:ufpmKKCDO

逃げるんだよォ!

70 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/26(金) 23:58:00.47 ID:nsefz17Oo

白露「子日はマジで弱点のない最強の戦士かもしれない……」

白露「まったく恐ろしい子だよ。だけど、じょ……白露家には伝統的な戦いの発想法があるんだよ!」

村雨「今別の家名言おうとしなかった?」

初春「な、何じゃそれは!?」

白露「逃げるんだよォ!」

村雨「って逃げるんかーい!」

白露「時雨を医務室に連れて行かないと行けないでしょ! ダッシュダッシュ!」

子日「え? 時雨ちゃんどうかしたの?」

時雨「ごはっ!?」

村雨「ちょっと時雨しっかりしてーっ!?」

初春「傷は浅いぞ気をしっかり持つのじゃ!」

71 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/26(金) 23:58:40.65 ID:nsefz17Oo

時雨「なんかさ……綺麗な川があってさ。サボり癖のある、綺麗なお姉さんがいたんだ」

白露「それ死神だよね!?」

村雨「あんまり心配掛けさせないでよ、も~」

時雨「あはは、ごめんねみんな」

子日「えっと、ごめんね時雨ちゃん……」

時雨「そんな気落ちしないでよ。僕が未熟だっただけさ」

子日「でも……」

時雨「次は僕が子日をあっと言わせるつもりだからさ。覚悟しておいてよ」

子日「あっ……うん、子日も負けないよ! もっともっと強くなるんだから」

初春「子日がこれ以上強くなるとわらわの立場がないのじゃが……」

白露「まあ、後はあたしが見ておくからさ。ありがとうね。みんな」

子日「また練習しようねみんな!」

村雨「あはは、機会があったらねー……」(←震え声)

初春「それでは、またの」

白露「うん! またね!」

72 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/26(金) 23:59:14.93 ID:nsefz17Oo

村雨「時雨、あんな約束して良かったの?」

時雨「……なんとかするさ、たぶん、きっと、おそらく」

村雨「いや無理でしょあれ。反則的なんですけどぉ」

白露「子日があんなに強かったなんて……いっちばーん! になるためにはもっと頑張らないと!」

時雨「白露見ると、なんとかなりそうな気がしてくるよね」

村雨「それたぶん時雨だけだから」

村雨「そうだそうだ。ごめん、村雨もちょっと五月雨と約束があるからこれでね」

白露「あ、うん! ありがとうね村雨!」

村雨「間宮さん、忘れないでよー」

白露「もう! 分かってるってば! それじゃあ次の機会に一緒にね」

時雨「そうだね、楽しみにしておくよ」

村雨「はいはい、それじゃあ次の村雨にも期待してねー」

白露「時雨、湿布大丈夫?」

時雨「平気だよ姉さん。ありがとうね」

「時雨ちゃん、怪我したって? 大丈夫?」

白露「あっ、あなたは――」
艦娘安価下2

74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 00:00:55.24 ID:iWoaF++w0

musashi

75 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/27(土) 00:07:46.62 ID:CEVL2TaWo

武蔵「この武蔵、時雨の見舞いに来たぞ!」ドンッ

白露「うわっ!? ビックリした!?」

時雨「ありがとう武蔵さん……でもどうして来てくれたの?」

武蔵「なに、仲間が傷ついたと聞いたら見舞いに来るのは普通のことだろう?」

時雨「そう……改めてありがとう」

武蔵「なに、こういうときは素直に周りを頼れ」

白露「武蔵さんって貫禄あるなあ……やっぱすごい」

武蔵「ふっ、おまえは一番の高みを目指すのだろう? なら私を追い越す気概を持たずしてどうする?」

白露「そ、そうかもしれないけど」

武蔵「まあ、そう簡単に追い越されるつもりもないがな。ああ、時雨。これは見舞いの品だ。貰っておけ」

時雨「あ、ありがとう……これは?」
武蔵が渡したもの 安価下2

77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 00:10:08.92 ID:ZpfzKjkaO

ダンベル20kg

78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 00:17:38.09 ID:lVDhLA2k0

御見舞とは何だったのか

79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 00:21:20.09 ID:631ZITCQo

お見舞いだから軽めのやつなんだろ(目そらし)

80 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/27(土) 00:22:13.38 ID:CEVL2TaWo

武蔵「ダンベル20kgだ」ドンッ!

白露(なぜ見舞いの品にダンベル!?)

時雨(しかも20kg!?)

武蔵「ふっ、あまりの喜びに声も出ないか」

白露(しかも都合の良い解釈をしている!?)

時雨「あ、ありがとう……大切に使わせてもらうよ」

武蔵「うむ。これで鍛えて子日を見返してやるといい」

時雨「そ、そうだね……」

武蔵「うむ。あまり長居しても医務室の者達の迷惑になるな。私はこれで失礼させてもらうとしよう」

白露「武蔵さん、ありがとうございます」

時雨「嬉しかったよ。またね」

武蔵「ああ。怪我しないような頑丈な体を造るんだぞ」

時雨「う、うん……」

ガチャ

白露「武蔵さんって……」

時雨「うん……」

白露「脳筋だよね」

時雨「脳筋だね」

白露「ダンベルならトレーニング室にいけばあるのに……」

時雨「僕達、共同部屋なのにこれどこに置こう……」

白露「置く場所考えればなんとか……あたしは別に気にしないし」

時雨「はあ……そうだね。処分するわけにもいかないし」

82 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/27(土) 00:23:45.48 ID:CEVL2TaWo

時雨「少し平気になってきたかな」

白露「もう大丈夫なの、時雨?」

時雨「うん、平気だよ。付き添ってくれてありがとう」

白露「別にたいしたことはしてないよ! でも、あまり無理はしないでね」

時雨「分かってるよ。そろそろ日も傾いてきたね」

白露「もうあんまりいろいろはできないかなー。どうしよっか」

時雨「そうだね。安価下2なんてどうかな?」

84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 00:25:39.74 ID:iWoaF++w0

写真をとる

85 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/27(土) 00:28:02.32 ID:CEVL2TaWo

時雨「写真を撮ろうよ」

白露「写真を? カメラとかあるの?」

時雨「うん。あまり高価なものじゃないけどね」

白露「へえー。良いね! でも何を撮るの?」

時雨「それはもちろん、安価下2さ」

87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 00:31:51.72 ID:oWKYfaVAO

心霊写真

88 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/27(土) 00:36:34.61 ID:CEVL2TaWo

時雨「心霊写真さ」

白露「心霊写真っ!? 時雨ってば意外とミーハー?」

時雨「なんでそうなるのさ。最近鎮守府にはある怪談話が広まっているんだよ」

白露「それってもしかして……」

時雨「やっぱり白露も知ってたんだね。まあ僕が知ってるくらいだから、白露は当然知ってると思ったよ」

白露「でもなんでまた?」

時雨「一部の駆逐に怖がっている子もいるしね。僕達で解明して心配ないことを伝えてあげようよ」

白露「そっか。時雨もちゃんと考えているんだね」

時雨「うん。僕達で解明しよう。怪談『安価下2』の真相を」

90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 00:41:06.24 ID:ZpfzKjkaO

朧の蟹の正体が蟹坊主

91 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/27(土) 00:52:18.26 ID:CEVL2TaWo

時雨「怪談『朧の蟹の正体が蟹坊主』の真相を」

白露「それもう真相分かっているよね!?」

時雨「まあ、これは俗称みたいなものだからね」

白露「その俗称をつけた人は一度朧に謝ってきた方がいいと思う……」

時雨「ちなみに白露は蟹坊主は知ってる?」

白露「お寺に雲水……修行僧が現れて、寺の住職さんとかに問答を投げて、それに答えられないと殴り殺される」

白露「で、ある旅のお坊さんがお寺に泊まったときにも現れて、おまえの正体は蟹だろうと暴いて退治するってお話だよね」

時雨「そうさ。最近鎮守府でも似たようなことが起きているんだ」

白露「……」

時雨「部屋に何者かが現れ、問答をして答えられなかったり、回答に詰まったりすると……」

時雨「殴り殺されはしないけど、代わりに『安価下2』をされるんだ」

時雨「直近では『安価下3』とかも被害にあってる」

93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 00:57:56.46 ID:fgOBeNxto

輪形陣でお祝い

94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 01:01:51.60 ID:nVLhtVYfO

利根型二人

96 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/27(土) 23:40:56.35 ID:9tMBqSvJo

時雨「そう、つい先日のことさ」

――回想

利根「ぐーぐー……」

筑摩「すー」

謎の人物A「……」そろりそろり

謎の人物B「……なのです」

利根「む……何じゃおぬしら!? 何者じゃ!?」

謎の人物C「……わか……いや、なぞの艦娘だ」

謎の人物D「……ひび……不死鳥だよ」

筑摩「利根姉さん! 下がってください!」

謎の人物A「それでは、問題です!」

利根「……は?」

筑摩「……え?」

謎の人物A「今日、利根さんと筑摩さんはとても素晴らしいことをしました! それはなんでしょう!?」

利根「素晴らしいこと? 吾輩にはなんのことやら分からないのじゃが……」

筑摩「私はともかく、姉さんは常に素晴らしいです!」

謎の人物B「不正解なのです!」

謎の人物C「筑摩さんも利根さんと同じくらい素晴らしい。よって利根さんも筑摩さんも不正解だ」

謎の人物A「正解は、利根さんは赤城さん達の艦載機の整備を手伝っていました!」

謎の人物B「筑摩さんは食堂の方達のお手伝いをしてくれたのです! とても優しいのです!」

利根「む? なんじゃ、それぐらい別段大したことではないと思うのじゃ」

筑摩「たまたま手伝っただけです。あのままじゃ手が回りそうにありませんでしたから」

97 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/27(土) 23:42:01.89 ID:9tMBqSvJo

謎の人物D「謙遜することはない。ちょっとやそっとじゃできないことだ。ハラショー」

利根「そ、そういうものかの……?」

謎の人物A「ええ! ですから輪形陣でお祝いしないと!」

謎の人物B「なのです!」

利根「なんでそうなるのじゃ!?」

謎の人物C「遠慮するな。わか……私達が好きでやっていることだ」

謎の人物D「信頼の名は伊達じゃない。全力で祝うよ」

謎の人物A「さあ、利根さんと筑摩さん達の行いを祝いましょう!」

利根「筑摩! この者達を止めて欲しいのじゃ!」

筑摩「さすが利根姉さんです! 私も姉さんをお祝いしないと駄目ですね!」

利根「ちくまああああああっ!?」

98 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/27(土) 23:42:47.23 ID:9tMBqSvJo

時雨「ということがあったみたいだ」

白露「なにそれ」

時雨「僕に訊かれても」

白露「でもそれじゃあ、次誰のところにいつ来るかも分からないし……犯人の目星もさっぱりだし……」

時雨「……それもそうだね」

白露「そもそも放っておいても、あまり実害がないような気もするし」

時雨「それを言ったら身も蓋もないよ、姉さん」

白露「でもこれで怖がる人いるのかなー」

時雨「曙とか霞とか怖がってたよ」

白露「あ、納得した」

時雨「それに安眠妨害ではあるんだから、なんとかしないと」

白露「んーそれじゃあ『安価下2』でもしてみようか」

100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 23:46:21.05 ID:eyO6zP1V0

曙が祝われたいといっていますと掲示板に張る

101 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/28(日) 00:03:00.07 ID:1Ohz1E0Bo

白露「曙が祝われたいと言っていますと掲示板に張ろう!」

時雨「姉さん……意外とあくどいこと考えるね」

白露「そうかな? やめた方がいいかな?」

時雨「いや、やろう」

白露「即答!?」

時雨「提案したのは白露じゃないか……っと、無許可で貼ったら即座にはがされた上に注意を喰らうかもしれないね」

白露「えーと、こういう場合誰に話を通せばいいんだっけ?」

時雨「たしか……」

艦娘安価下2

103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 00:04:38.53 ID:8gOWG9LJO

陸奥

104 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/28(日) 00:16:00.68 ID:1Ohz1E0Bo

時雨「陸奥さんだったね……ちょっと厄介かもしれない」

白露「どうして?」

時雨「もし仮に陸奥さんが今、この鎮守府で蟹坊主の怪談が広まっていることを知っていたら、下手したら僕達が疑われるかも」

白露「うえっ!?」

時雨「それに怪談を知らなくても、うまく書かないと怪訝に思われるかもしれないよ」

時雨「陸奥さん結構しっかりものだからね……ぼーっとした人だったら、気にしなくても良かったかもしれないけど」

白露「いっそのこと、無許可で張り出すとか? 運が良ければ、すぐには見つからないかもしれないし」

時雨「うまくこっそりやれば、張り紙が見つかった後も僕達が張ったとはバレないかもしれないけどね……バレたときがやばいと思うよ」

白露「それもそうだね……うーん」

白露「いっそのこと、陸奥さんに全部バラして協力を仰ぐとか?」

時雨「それで陸奥さんが納得するかなあ……」

1 陸奥さんに真相を打ち明けて張り紙の許可を得よう

2 張り紙をしたいことだけ伝えよう

3 無許可で張り出す! 見つかっても張本人だとバレなきゃ問題ないさ!

4 自由安価

安価下2

106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 00:18:47.34 ID:5ybuK8G40

4.武蔵さんの強力を仰ぐ

107 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/28(日) 00:27:21.02 ID:1Ohz1E0Bo

白露「そうだ! 武蔵さんの強力を仰ごう!」

時雨「強力? 協力じゃなく……ああ、誤字じゃなくて本気なんだ」

白露「うん。武蔵さん強そうだし!」

白露「武蔵さんならその強力な腕力と体力でなんとかしてくれるはずだよ!」

時雨「……そうかなあ」

武蔵「陸奥! この武蔵の力をみせてやろう!」

武蔵「基本のリラックスポーズからの――」

武蔵「ダブルバイセプス!」

武蔵「ラットスプレッド!」

武蔵「続けてサイドチェスト!」

武蔵「そして――アブドミナル&サイだあああああっ!」

陸奥「……」ぽかーん

白露「……」ぽかーん

時雨「……だめだこりゃ」

白露「そもそも、なんて張り紙どうこうの話で武蔵さんの強力を仰ごうと思ったんだろう、あたし」

時雨「知らないよそんなの……」

武蔵「陸奥! 時雨と白露の張り紙を許可して欲しい!」

陸奥「……」

陸奥の返答
安価下2

109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 00:29:00.72 ID:i39uWz/lO

OKよ(生暖かい笑顔)

111 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/28(日) 00:38:29.99 ID:1Ohz1E0Bo

陸奥「OKよ」(←生暖かい笑顔)

武蔵「そうか、ありがたい! やはり強靱な精神と肉体があれば為せないことはありはしないな!」

陸奥「これ以上関わると頭痛くなりそうだし」

武蔵「どうした? 陸奥ともあろうものが、そんな軟弱でどうする! もっと鍛えた方がいいぞ!」

陸奥「そうね……」(←投げやり)

白露「武蔵さん、ありがとう!」

時雨「ありがとう武蔵さん。さて、それじゃあさっそく張り出しに行こうか」

武蔵「うむ。困ったときは私を頼れば良いが、自分達で出来ることを増やせるよう、もっと鍛えた方がいいぞ」

白露「そ、そうですね! 頑張ります」

時雨「うん。そうするよ。それじゃあまた」

112 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/28(日) 00:39:42.83 ID:1Ohz1E0Bo

白露「これでよしっと!」

時雨「鍛えるのは良いけど、なんでも力と体で解決するのはどうかと思うな」

白露「たしかにね……でも今回はそれで助かったのも事実だよ」

時雨「なんだか僕まで頭痛くなってきたよ……」

「なにこれ? なんの張り紙?」

白露「あ、えっと……」

艦娘安価 下2(ただしコンマ10以下で強制的に+曙)

114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 00:42:28.57 ID:iDPUaRuFO

115 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/28(日) 01:01:45.06 ID:1Ohz1E0Bo

朧「曙が祝われたいって言ってました……?」

朧「曙がこういうことを言うのってあまり想像できないけど……」

時雨「えっと……」

白露「こ、これはちょっとしたフェイクなんだよ」

朧「フェイク?」

白露「うん。曙って本当は良い子なのに、照れ屋さんだから良いことしても、つい悪びれたりしちゃうでしょ?」

朧「確かにそういう所はあるかもしれない……」

白露「だから、他の皆に曙のこと褒めて上げて欲しいなーって」

朧「なんだ、そういうこと。でもこれ曙が見たら怒るよ?」

時雨「えっと、あまり長時間は張らないよ。ちょっとの人に見て貰えばそれでいいよ」

白露「あんまり大きな噂になっても困るしね。折を見てはがすよ」

朧「ちょっともったいない気もするけど……それがいいかもしれないね」

朧「朧ももうちょっと曙のこと、褒めてあげられるよう、頑張るから……ありがとう」

白露「ううん、ありがとう!」

時雨「あっ、朧。蟹坊主の噂は知ってる?」

朧「蟹坊主? よく知らない……ごめんね、ちょっと噂とかに疎くて」

朧「朧の蟹は元気なんだけど」

白露「あ、知らないなら別に良いんだ」

朧「そう? それじゃあそろそろ朧は行くね。また今度」

白露「うん、ありがよう! まったねー!」

116 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/28(日) 01:03:29.28 ID:1Ohz1E0Bo

白露「ふう……ちょっと罪悪感」

時雨「まあ、仕方ないよ。まるっきり嘘というわけでもないんだし」

白露「……そうだね。でもさっき言ったとおりにちょっと経ったらはがそうか。曙に知られても困るし」

時雨「そうだね。そしたら夜、ひっそりと曙達の部屋に張り付こう」

白露「りょーかい! 真相をばっちり写真に撮るよ!」

117 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/28(日) 01:05:17.43 ID:1Ohz1E0Bo

――深夜。

曙「……くー」

潮「すやすや……」

謎の人物A「……ふふ、良く眠っていますね」

謎の人物B「ちょっと起こすのはかわいそうなのです」

謎の人物C「でも、これは本人の希望だからな」

謎の人物D「いつものように、後でお詫びの品も一緒に届けておくことにしよう」

謎の人物A「そうですね。それじゃあ、輪形陣を準備しましょう」

白露「来たみたいだよ時雨」(←部屋の外で隠れながら)

時雨「そうだね、白露。すぐさま抑える?」(←同上)

白露「……」
1 「今すぐ突入! 謎の人物の覆面をはぎ取り、写真を撮る!」

2 「まだだよ、まだ早い……!」

3 「鎮守府のみんなよ……あたしにちょっとだけ元気を分けてくれ!」 ここだ! ここで元気玉のポーズだ!

4 自由安価

安価下2

119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 01:08:07.06 ID:0w3Kq+2w0

4無理やり協力させたヤセンニンジャーが天井裏から指示をだしてから突入

120 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/28(日) 01:25:48.42 ID:1Ohz1E0Bo

ヤセンニンジャー「待って。今二人で突入しても、2対4で分が悪いよ」

白露「ヤセンニンジャーさん!」

ヤセンニンジャー「私が天井裏から指示を出してから、同時に突入しよう」

白露「分かったよ!」

時雨「よろしくね」

白露「……ところで時雨、あの忍者さんどこで見つけてきたの?」

白露「それにどうやって協力してもらうように持って行ったのかな?」

時雨「夜戦騒ぎで阿武隈さんと神通さんのお叱りを受けそうになっても、一回だけそっちの力になるって言ったら快く引き受けてくれたよ」

白露「あはは、なにそれ。まるで川内さんみたい」

時雨「本人なんだけどね……」ボソッ

白露「でも二人に怒られても知らないよ?」

時雨「まあそこら辺は上手にやるよ。特に阿武隈さんなら話を通しやすいしね」

白露「それならいいけど……」

121 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/28(日) 01:26:59.60 ID:1Ohz1E0Bo

曙「……ん? 誰よアンタ達!? なんのつもりよ!?」

潮「きゃああああ!? 変な覆面を付けた人が四人もいます!?」

謎の人物A「さて問題です! 曙ちゃんの今日の善行を思いつく限り全て挙げてください!」

曙「はあ!? いきなりなに言ってんの!? 馬鹿でしょアンタ達!」

ヤセンニンジャー「(四人とも曙に注目している……今だ!)」クイッ

白露「がってん!」

時雨「そこまでだよ皆!」

謎の人物A「!?」

謎の人物B「……でも、不意打ちの可能性なら常に考慮しているのです!」

ヤセンニンジャー「ヤセンニンジャー参上! 覚悟してよね」スタッ!

謎の人物C「天井裏から……!?」

謎の人物D「……これで全員を取り押さえることができると思っているのかい」

白露「えーい!」

コンマ安価下1 偶数なら取り押さえ成功 奇数なら失敗 ぞろ目だと潮ちゃんがなにかしでかします

122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 01:30:24.20 ID:JvBr0DAs0

Los.

124 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/28(日) 01:42:31.77 ID:1Ohz1E0Bo

白露「白露拳三倍だぁー!」

謎の人物A「きゃあああ!?」

謎の人物B「はつ――Aちゃん!?」

時雨「隙あり!」ガシッ!

謎の人物B「し、しまったのです!」

謎の人物C「くっ……だがまだ!」

曙「あたし達を忘れないでよね! このクソ覆面!」

ドコッ!

謎の人物C「不覚……だが悪くない不意打ちだ」

ヤセンニンジャー「はいここまでだね。無駄な抵抗は被害を増やすだけだよ?」

謎の人物D「……分かったよ。降参だ」

白露「ふふーん! 大成功」

時雨「すごかったね、白露」

白露「時雨もね! ヤセンニンジャーさんもありがとう!」

ヤセンニンジャー「いいのいいの、別に褒めなくても。それにしても、二人とも随分腕上げたね」

白露「いっちばーん目指して頑張ってるから! それに伊達に阿武隈さんに鍛えられてませんから!」

時雨「あんまり不甲斐ないと申し訳ないからね」

ヤセンニンジャー「ふーん。慕われているねえ」

125 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/28(日) 01:43:24.89 ID:1Ohz1E0Bo

白露「さーて、謎の人物達の正体のお披露目と行きましょうか!」

時雨「まさか今更抵抗はしないよね」

謎の人物A「ええ、分かっているわ。今外しますから」
1 暴くまでもない、台詞からバレバレの四人だったよ。

2 思っていた人物とまったく違う四人だったりした!?

安価下2

127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 01:46:07.49 ID:5ybuK8G40

128 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/28(日) 01:52:57.43 ID:1Ohz1E0Bo

謎の人物A「はい……これでいいですか?」

ヤセンニンジャー「え……えええええ!?」

白露「どうしたのヤセンニンジャーさん、そんなに大声出して?」

ヤセンニンジャー「いやだって想像していた四人と全然……え、ええー……?」

時雨「一体誰を想像していたの?」

ヤセンニンジャー「初霜、電、若葉、響だとばっかり……」

ヤセンニンジャー「ていうか台詞がモロにそれだったのに……何であんた達なのさ!?」
謎の人物Aの正体 安価下1

謎の人物Bの正体 安価下2

謎の人物Cの正体 安価下3

謎の人物Dの正体 安価下4

今日はここまでにさせて頂きます。遅くまでお疲れ様でした。

129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 01:55:16.43 ID:is31zR17O


初雪

130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 01:55:32.15 ID:g817Yq82O

131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 01:56:19.10 ID:zjcdLX3AO

ながと

132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 01:56:31.88 ID:ojpxY1Mo0

初月

134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 02:00:43.56 ID:+Yd25TefO

ながもん、楽しかったかい

139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 11:54:44.41 ID:0h1ZO4PjO

ついに身も心も駆逐艦に至ったのか、ながもん

143 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/28(日) 23:13:55.59 ID:1Ohz1E0Bo

沢山のコメントありがとうございます。励みになります。
駆逐艦の子達に混ざる長門さんが大人気。

初雪「初雪……でした」

雷「雷よ! 電じゃないわ! そこんとこもよろしく頼むわね!」

長門「戦艦長門だ」

初月「初月だ。その……すまない」

白露「ちょーっとまったー!? いろいろおかしいけど、特にCさんこと長門さん!? 直前までと体格も雰囲気も声も違いすぎるんですけどぉ!?」

潮「完全に別人だと思います、はい」

長門「それは明石や夕張、妖精さんの力を借りて、骨格から擬態しつつ身も心も駆逐艦になり、更にエッシャー的錯覚を用いてだな」

雷(長門さんコメントを混ぜ込んで適当に使ってるわね!? エッシャー的錯覚なんてさっきまで知らなかったのに!)

白露「ちょっとちょっと! 意味分からないことばかり言わないでよ! 混乱しちゃう!」

初月「白露。そういうときは、ああピグマリオンの奇跡ねとか、つまり相対性理論のことだなとか適当なこと言って、分かった振りをしておけばいい」

白露「え? つ、つまりピグマリオンの奇跡ってことね……?」

初雪「白露。意味分かってないなら適当なこと言わないで黙ってて……」

白露「うがーっ!?」

曙「静かにしなさいよアンタ」

ヤセンニンジャー「……で、あんた達はどうしてこんなことしたのさ?」

初雪「そ、それは……」

長門「ヤセンニンジャー=サン。主犯は私だ。この子達は私が強制的に付き合わせただけだ」

雷「そんな! 長門さん!?」

初月「でたらめを言うな! 僕達にだって責任はある!」

144 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/28(日) 23:14:37.56 ID:1Ohz1E0Bo

白露「えっと……」

ヤセンニンジャー「だ、そうだけど?」

長門「彼女達は勘違いをしているだけだ。全ての責任はこの長門にある」

時雨「ならさ。まず動機を話してよ」

長門「……そうだな」
1 長門「……私は、人知れず頑張っている者達を認めてあげたかったんだ」 なにやら語り始めたぞ?

2 長門「……私は、駆逐の子達と一緒にはしゃぎたかったんだ」 なにやら語り始めたぞ?

3 長門「……私は、まず今日の三時に白露達が食べていた焼きプリンを食べたい」 なにやら要求し始めたぞ?

4 自由安価

安価下2

146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 23:15:52.43 ID:TLUjkrTtO

1

149 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/28(日) 23:47:54.21 ID:1Ohz1E0Bo

長門「……私は、人知れず頑張っている者達を認めてあげたかったんだ」

白露「ふえ? どういうこと?」

長門「はは、いきなり過ぎたな。ただ、この話をするにはちょっとだけ遠回りしないといけないんだ」

白露「あたしは構わないけど……」

時雨「いいよ、僕も別に」

曙「はあ? 明日寝不足になったらどうしてくれんのよ?」

潮「あ、曙ちゃん……」

曙「はあ、良いわよ。どうせ聞かなきゃ気が済まないし。手短にしなさいよ」

長門「そうしよう」

150 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/28(日) 23:48:43.52 ID:1Ohz1E0Bo

長門「白露に時雨、曙、潮。私……いや、私だけじゃない。陸奥や大和、扶桑の事達をどう思っている?」

白露「え?」

長門「ああ、ここでどう思っているとは、深海棲艦との戦いにおいて、私達戦艦についてどう思っているかということだ」

白露「そりゃ……すっごく頼れる人達?」

時雨「そうだね。必要不可欠な、信頼出来る人達だよ。扶桑も山城も、他の戦艦の人達も」

潮「そうですね。長門さんがいるだけで安心できる、そんな感じがします」

曙「まっ、戦艦ならそれくらいドンとして貰わないと困るわね」

雷「もちろん、雷達も頼りにしているわ!」

長門「ははっ、ありがとう……すごく嬉しいな」

長門「そうだ。自惚れかもしれないが、私達は戦艦としてこの鎮守府でしっかりと立ち位置と役割を貰えている」

長門「とてもありがたいことだ」

長門「だが……過去の『戦艦長門』はそうではなかった」

白露「長門さん……」

ヤセンニンジャー「ナガト=サン……」

初月「おいちょっと待て。今発音が変じゃなかったか、ヤセンニンジャー=サン」

雷「ちょっと静かにしてなさいよ貴方達!」

151 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/28(日) 23:49:35.00 ID:1Ohz1E0Bo

長門「『戦艦長門』は主力として温存され、結局ほとんど表に出ることはなかった」

長門「時代は空母が活躍する時代となり、巡洋艦や駆逐達が危険な海で必死に自分達の役割を果たし、沈んで行く……」

長門「どんなに歯がゆくても、悔しくても、情けなくとも……それを見ているしかなかった……」

長門「それでも、今はこうしてお前たちに頼られ、共に戦うことができる」

長門「戦いのないときは、駆逐の子達が遊ぼうとせがんでくれたりすることもある」

長門「軽巡の子達や、空母の者達から信頼され、時に護るための盾になることもできる」

長門「……そんなに嬉しいことはない」

初雪「……」

長門「そして、度々戦果トップや上位として賞賛されることもあった……」

長門「もちろんそれは嬉しいし、誇らしいことだ」

長門「だがな、それは目立たないけど重要な役割を果たしてくれる、他の者達があってのことだ」

長門「特に数が多い駆逐や、駆逐の子達を統率する軽巡洋艦達は地味だが重要な仕事をしてくれることが多い」

長門「……もちろん、提督や他の上位の者達もそんな者達にも気を配っていることはよく分かっている」

長門「だが、人である以上限界はあるだろう」

長門「必要な役割を果たしながらも、周りから評価されず、自信を持てない子達がいるかもしれない」

長門「それは……悲しいことだ」

152 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/28(日) 23:50:18.06 ID:1Ohz1E0Bo

ヤセンニンジャー「だから、夜に忍び込んで輪形陣でお祝いを?」

長門「……ああ、そうだ」

白露「……」

1 白露「だからってなんで輪形陣でお祝いやねーん!」ここだ! ここでツッコミだ!

2 白露「話は分かったよ! それはそれで、ちゃんと提督に報告しておくからね!」

3 白露「あっ、写真を撮らなきゃ。しぐれー、カメラ撮って」

4 白露「それで、初雪達はなんで長門さんと一緒に?」

5 自由安価

安価下2

154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 23:53:41.71 ID:3HEetugt0

156 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/29(月) 00:24:21.94 ID:k8Ur13V4o

白露「ってなんで輪形陣でお祝いやねーん!」

曙「まったくよ! 意味分からないわよ!」

潮「た、たしかに……」

初雪「そ、それは……」

初月「仕方ない。それは僕から話そう」

初月「あれはちょっと前のことだ――」

157 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/29(月) 00:25:36.95 ID:k8Ur13V4o

――数週間前。

初霜「今日は大切な日ですね! こんな日は輪形陣でお祝いしたくなりますね!」

初月「は? 輪形陣か?」

初雪「唐突すぎ……」

初霜「……え? ならない?」

初月「う!? い、いやしかしここには僕と初雪しか……! これでは輪形陣は組めない!」

初雪「輪形陣には最低五人必要……」

初月「せめて……せめて後二人いれば!」

深雪「おーっと! 困ったときは深雪さまの出番だぜ!」バッ!

電「輪形陣が組めない人も、できれば助けたいのです」バッ!

響「信頼の名は伊達じゃない。でるよ」バッ!

若葉「もう心配ない。大丈夫だ!」バッ!

初霜「電!? 深雪さんに響さんに若葉まで!」

初月「どうしてここに……」

深雪「ふっ……初月の呼ぶ声が聞こえたからな!」

初雪「……意味分からない……けど、助かる」

電「初霜ちゃん! これで輪形陣でお祝いできるのです!」

若葉「よし、初霜。これで行けるぞ!」

響「ハラショー」

雷「ちょっと待った! 雷を仲間はずれにするなんて酷いじゃない!」

初霜「雷さん!? 雷さんまで来てくれたんですね!」

初霜「みなさん、ありがとう! それじゃ、やっちゃいます!」

『皆さん、おめでとうございます!』

五十鈴「……なにあれ」

阿武隈「えへへ、初霜ちゃん達なんだか嬉しそう」にこにこ

五十鈴「大物ねアンタ……」

158 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/29(月) 00:26:38.26 ID:k8Ur13V4o

初月「……なんだか、よく分からなかったな」

初雪「……うん、理解不能だった」

雷「そう? 雷はとっても楽しかったわ!」

初月「そうか……?」

雷「初月と初雪は嫌だったの?」

初月「嫌……じゃなかった。むしろ、楽しかった……のか?」

初雪「うん……楽しかった。もっとやりたい」

雷「そうね! 雷ももっと輪形陣でお祝いしたいわ!」

初月「しかし、なにもないのにお祝いはできない……」

初雪「そんなんじゃ意味ない……あくまで祝うべきことでお祝いしないと、意味ないし楽しくない……」

雷「そうね……なにか定期的にお祝いできることがあれば良いんだけど」

長門「ん? 初月、初雪に雷。どうした。悩み事か?」

雷「あ、長門さん! 実は――」

159 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/29(月) 00:27:29.14 ID:k8Ur13V4o

初月「そうして、何気なく長門さんが先ほどの話に触れて、僕達が皆の善行を輪形陣でお祝いすることを強引に提案したんだ」

雷「最初は雷達だけでやるつもりだったのよ。けど長門さんが三人じゃ祝う人を真ん中に置いても、輪形陣は出来ないだろうって……」

白露「そうだったんだ……」

長門「だが責任は年長者で一番上の立場であるこの長門にある。そうだろう?」

ヤセンニンジャー「まあ。そりゃそうだけど……」

時雨「うん、写真はこれでよし」

曙「時雨、アンタなに撮ってんのよ」

時雨「一応証拠にね」

白露「時雨はしっかり者だなあ……」

160 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/29(月) 00:28:23.77 ID:k8Ur13V4o

――提督私室。

白露「で、判断を仰ぎに来ました」

時雨「ごめんね、こんな夜中に」

提督「いや。構いやしないさ。そのための提督だ」

長門「厚かましいが、私はともかく初雪達には寛大な処置を頼む」

白露「提督、あたしからもお願いしたいんだけど」

提督「とは言っても、そうきついこと言うつもりもないけどな……かと言ってなにもなしじゃ示しがつかないか」

提督「まあ、ちょっとした罰程度で良いだろう」

提督「というわけで、長門は『安価下2』、初雪と雷と初月は『安価下3』だ」

162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/29(月) 00:37:25.14 ID:NtcsjQSD0

まだ応援していない子たちを全力で応援

163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/29(月) 00:37:30.39 ID:eZ0uhd8AO

単横陣で提督を応援

165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/29(月) 01:11:02.81 ID:INQjrqvF0

優しい世界だな

167 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/29(月) 23:22:48.38 ID:k8Ur13V4o

乙とコメントありがとうございます。
白露「まだ応援していない子を全力で応援?」

時雨「提督、それって……」

提督「できないとは言わないよな? もちろん、夜中に起こしたりするのはなしだぞ」

長門「しかし、それでは……」

提督「たしかに今回の長門達の行動に、困惑してた者も多かったな」

提督「けれど感謝もしている人もいた。長門達の思いは間違っていないさ。ただ、方法がまずかったけどね」

長門「……ありがとう」

長門「この長門、全力で遂行しよう」

提督「あんまり無理はするなよ? 困ったら周りの協力を得ながら、自分のやれる範囲でやればいい」

提督「それに理由もないのに、無理矢理に応援しても逆効果になるからな」

長門「むう……なかなか難しいな。その辺りは雷達に頼っていたからな」

初月「長門は昔も今も子供達に大人気じゃないか」

長門「仮にそうだとしても、それはありがたいが……また別の話だ」

雷「それなら、さっそくそういうのが得意な人に頼れば良いのよ!」

白露「そうだね! あたしが適任な人を知ってるよ!」

雷「さっそく明日お願いしてみましょ!」

長門「すまないな。何から何までお世話になる」

初雪「別にいい……」

168 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/29(月) 23:23:22.79 ID:k8Ur13V4o

提督「長門はそれで良いとして、次は雷、初雪、初月だ」

初雪「お手柔らかにお願いします」

提督「そうきついことを言うつもりはないよ。ただ、私を単横陣でお祝いして欲しい」

ヤセンニンジャー「なぜ単横陣!?」

白露「ねえ、提督。お祝いってなにか良いことでもあったの?」

時雨「それとも、何か理由でもあるの?」

提督「それはだな、『安価下2』だ」

170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/29(月) 23:25:39.14 ID:504Pk9LGO

自分と民間人女性との結婚

171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/29(月) 23:26:47.53 ID:brO8lm3Wo

ワロタ

夏イベ完全制覇

173 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/29(月) 23:30:39.67 ID:k8Ur13V4o

>>171で行きます。
明示しておらず申し訳ありませんが、、連投による安価取りは避けて頂けると助かります。
時間があまりに空いてしまうケースなどはまた考えます。

175 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/30(火) 00:15:26.80 ID:6vJaDInEo

提督「夏イベ完全制覇だ!」

白露「完全制覇?」

提督「第二次マレー沖海戦もみんなのおかげで無事成功を収めた。水無月もアクィラも伊26も、そしてウォースパイトも迎え入れることもできた」

提督「そして私達の鎮守府の轟沈はゼロ。これ以上ない結果だ! これは提督たる私の手腕のおかげと言っても良いだろう」

提督「だから褒めてくれ! 単横陣で祝って欲しい!」

曙「アホで自分勝手なこと言ってんじゃないわよ、このクソ提督!」ブンッ!

ガンッ!

提督「あたっ!?」

白露「うわっ、ペンケースがもろに顔面に!?」

時雨「うわあ……痛そう」

曙「実際前線で頑張ってたのは金剛さんや翔鶴さん、阿武隈さんたちでしょうーが! なに偉そうなことほざいてんのよ!」

提督「いいツッコミだ曙……腕を上げたな」

曙「もう一回喰らいたいのかしら?」

176 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/30(火) 00:16:08.17 ID:6vJaDInEo

初月「ところで雷。さっき言っていた適任者って誰なんだ?」

雷「え? それ今聞くの?」

長門「確かに気になると言えば気になるが……」

潮「初月さん、ちょっとマイペース過ぎます……」

雷「まあ良いけど、えっと――」

白露「ちょっとタンマ! さすがに置き時計はまずいから! 頭割れちゃうから!」

曙「コイツは一回頭かち割った方がいいのよ!」

時雨「どーどー」

曙「私を犬扱いすんなっ!」

177 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/30(火) 00:16:49.12 ID:6vJaDInEo

――ガチャ!

阿武隈「もー。提督ってば、慣れないキャラ作ろうとしているからですよ」

提督「おー、阿武隈。ちょっと気さくで親しみのある感じで行ってみようと思ったんだが……曙を怒らせてしまった」

阿武隈「新しいことに挑戦するのはいいけど、今回は提督に無理がかかりすぎです。もうちょっと自然に行きましょうよ」

提督「あはは、すまないな」

曙「……は?」

阿武隈「えっと、ごめんね曙ちゃん。提督がもうちょっと皆と仲良くしたいって言ってたから、ちょっと試行錯誤していたみたいなんだけど……」

提督「慣れないことはするもんじゃないな、まったく」

白露「なんていうか、普段のイメージと違うからビックリしたよ」

時雨「たしかに、普段の提督はちょっとひく――謙虚な感じだよね」

ヤセンニンジャー「今さ、卑屈って言おうとしなかった?」

時雨「雨はいつか止むさ」

ヤセンニンジャー「ごまかそうとしてない?」

時雨「川内さん、僕に興味があるの? いいよ、なんでも訊いてよ」

ヤセンニンジャー「ノー。センダイ、チガウ。ワタシ、ヤセンニンジャー」

白露「なんで片言……?」

曙「……もうどうでも良くなってきたわ……とっとと寝る」

提督「ああ、部屋まで気をつけて戻れよ」

曙「今、アンタには言われたくないわよ……」

初月「僕もなんだか眠くなってきた……」

阿武隈「そう? それじゃあそろそろ部屋に戻る?」

初月「うん……」

阿武隈「あっ、ほらここで寝ちゃ駄目だよ。頑張って部屋まで戻ろう?」

178 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/30(火) 00:17:39.68 ID:6vJaDInEo

長門「阿武隈! 一水戦旗艦として、常日頃から駆逐の子達を率いているおまえに頼みがある!」

阿武隈「はいいいいっ!? いきなりなんですか改まって!?」

長門「この長門に、人の応援の仕方――特に駆逐の子達に対する応援の仕方を教えて欲しい!」

長門「この通りだ!」

阿武隈「ふえっ!? ちょ、長門さんともあろうものが頭を下げないでくださいよ!?」

長門「人に教えを請うのだ! 当然だろう!」

阿武隈「いやそれでも畏れ多いですから! お願いですから頭を上げてください!」

ヤセンニンジャー「……あれ? 三水戦の私は?」

時雨「今、君はヤセンニンジャーであって川内さんじゃないでしょ」

ヤセンニンジャー「そうだった!」

初雪「……正体隠さなくて良かったと思う」

ヤセンニンジャー「まあ、なんていうかノリで?」

初雪「……そう」

179 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/30(火) 00:18:50.68 ID:6vJaDInEo

雷「じゃーん! パワーアップしたわ! 重巡洋艦『雷』の誕生よ!」

阿武隈「それパワーアップじゃないから!? あたしの背中に乗っているだけだから!」

初月「この装備、僕に使えるか……?」

阿武隈「初月ちゃんあたしの髪を武器にしないでー!?」

初月「……ぐう」

長門「おお、雷と初月にここまで懐かれているとは。やはり白露達の眼は正しいな」

阿武隈「変な納得しないでくださいっ!?」

潮「えっと、その……」

曙「潮、こんなところさっさと出て寝るわよ。もう深夜も深夜、付き合っていたら朝起きられなくなるわよ」

白露「なんだか混沌としてきてるし……どうしよう」

白露「えっと、ここは『安価下2』!」

181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/30(火) 00:22:54.51 ID:t5HK8l+I0

「じゃーん! パワーアップしたよ! ヤセンニンジャー『白露』!イッチバーン!」

182 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/30(火) 01:20:00.32 ID:6vJaDInEo

時雨「白露、ここは白露の真の力を見せるときだよ」

白露「あたしの、真の力……?」

時雨「いっちばーん! を目指していっちばーん! 頑張っている白露なら、この場を収めることができるはずさ」

白露「時雨……うん! 分かったよ!」

白露「あたしがいっちばーん! にならずに誰がなる!」

白露「いくっよー! 念雅りゅ……じゃなかった、白露流忍術! 現神の術!」

潮「白露ちゃんの姿が変わって……!?」

白露「じゃーん! パワーアップしたよ!」

白露「ヤセンニンジャー『白露』! イッチバーン!」

ヤセンニンジャー「アイエエエエエエ!? ニンジャ、ナンテニンジャ!?」

提督「いや君も忍者だろう」

ヤセンニンジャー「そうだった、テヘ」

白露「ヤセンニンジャーいっちばーん!」

ヤセンニンジャー「ヤセンニンジャー改めて参上!」

雷「どうしよう阿武隈さん! ものすごくややこしいわ!」

阿武隈「あたしに訊かれても」

初月「すやすや……」

曙「こんなうるさいところで、よく寝られているわね。こいつ」

183 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/30(火) 01:20:38.20 ID:6vJaDInEo

阿武隈「……はっ。白露ちゃんに気を取られていて、みんなが静かになってる!」

阿武隈「みなさーん! 今日はもう遅いからここまでにしましょう!」

白露「そうだよ! よい子は寝る時間なんだから!」

雷「……そうね。もうこんな時間なのに、ついはしゃいでしまったわ。ごめんなさい」

初雪「ん……反省」

潮「私も、ちょっとあたふたしてしまって、ごめんなさい」

阿武隈「ううん。別に潮ちゃんは悪くないよ」

曙「そうよ。悪いのは全部クソ提督なんだから」

提督「たしかにそうだな。すまなかった」

曙「まったく、気をつけなさいよね」

提督「ああ、ありがとう」

長門「いや、提督だけが悪いわけでない。むしろ、悪いのは私だ」

曙「当たり前でしょ」

長門「はは、曙の言うとおりだな」

曙「ふん、さっさといつもの長門さんに戻りなさいよね。あなたが気落ちしていると周りまで気落ちするわ」

長門「……ああ。心配してくれて、ありがとう」

曙「心配なんてしてないわよ!」

184 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/30(火) 01:21:18.49 ID:6vJaDInEo

白露「うん。これで一件落着だね!」

阿武隈「そうだね。えへへ、白露ちゃんありがとう」

白露「へへーん。これくらいいっちばーんのあたしに掛かれば、当然だよ」

時雨「もう、姉さんってば。でも良かったよ。白露が注意を惹き付けて、その隙に阿武隈さんが収める。見事な連携だったね」

白露「いえーい」

阿武隈「えへへ、いえーい」

阿武隈「ってそうだった。初月ちゃん部屋まで運んで上げないと」

白露「阿武隈さん、あたしも付き合います」

雷「雷も付き合うわ!」

時雨「じゃあ僕も行くよ」

曙「私は今度こそ寝るわ……もうこんな時間じゃない、まったく」

潮「朝起きられるでしょうか……?」

阿武隈「ごめんね曙ちゃん、潮ちゃん。今日はありがとう」

曙「そう思うなら雷とかしっかり管理してよね」

雷「う……その、ごめんなさい」

阿武隈「うん、そうだね。ありがとう、曙ちゃん」

曙「なんでそこでお礼言うのよ……まったく、調子狂うわ」

曙「あーもう、お休み!」

潮「え、えっとおやすみなさい……」

提督「ああ、お休み」

185 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/30(火) 01:22:02.11 ID:6vJaDInEo

長門「阿武隈……その、さっきはすまなかった」

阿武隈「いえ、良いんですよ。突然のことでちょっとビックリしただけです」

長門「そう言ってもらえるとありがたい」

長門「白露も、さっきは良い動きだったぞ」

ヤセンニンジャー「そうそう! やるじゃない!」

白露「そ、そうですか?」

長門「ああ。あの場を鎮めることが出来たのは、白露のおかげだ。礼を言おう」

白露「えへへ、どういたしまして!」

阿武隈「……長門さん、ちゃんと出来ているじゃないですか」

白露「あっ! そうですよ、あたし今長門さんに褒めてもらってすごく嬉しかったです!」

長門「……そうか? だが私は今、白露がすごいと思ったから、それをただ言っただけで」

白露「それで良いじゃないですか! それ以上何があるの?」

長門「そういうものなのか?」

阿武隈「えっと……まあ、褒め方とか、言葉の選び方とかあるとは思いますけど」

阿武隈「でも、まずは人の良いところを見つけて、それを伝えて上げること」

阿武隈「それが一番大事で、大本だと思うんです」

長門「人の良いところを……そうだな。それがなくては、人を褒めたり応援したりすることはできやしないな」

長門「改めて、ありがとう。白露、時雨、阿武隈」

白露「どうしたしまして!」

阿武隈「そんな、あたしは特に……」

時雨「阿武隈さん、それは謙遜だよ。それこそ僕はなにもしていない気がするけど……」

白露「そんなことはないよ! 時雨のおかげで、あたしはちゃんとやることができたんだから」

白露「だがら時雨にもありがとうだね!」

時雨「姉さん……本当に姉さんってば」

186 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/30(火) 01:22:51.48 ID:6vJaDInEo

阿武隈「じゃあ、そろそろ初月ちゃんの部屋に行こうか」

ヤセンニンジャー「えー? 今から夜戦しようよ」

阿武隈「しません。川内ももう寝なさいよ?」

ヤセンニンジャー「そんな人しりませーん、私はヤセンニンジャーでーす」

阿武隈「ああもうこの子は……」

初月「……う……ん」

阿武隈「もう、初月ちゃんが起きちゃう。本当にそろそろ行かないと」

白露「そうだね。提督、長門さん、初雪にヤセンニンジャーさん、おやすみなさーい!」

提督「ああ、部屋まで気をつけて」

初雪「というか、私ももう寝る……明日は引きこもって寝る……もう今日だけど」

提督「多少の寝坊は許すが、さすがにそれは駄目だ」

初雪「けちんぼ……」

阿武隈「あはは、てーとく、初雪ちゃん、長門さんもおやすみなさい」

初雪「ん……」

阿武隈「ヤセンニンジャーもね。夜更かししちゃ駄目だよ?」

ヤセンニンジャー「アンタは私のお母さんか!」

187 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/30(火) 01:23:37.00 ID:6vJaDInEo

――白露達の部屋

時雨「ふう……疲れた」

白露「そうだね。早く寝ないと朝起きられなくなっちゃう」

時雨「うん、もう休もうよ」

白露「時雨もね! でも寝るのもあたしがいっちばーん」ぽすっ

時雨「むっ。ここは譲れないよ。いっちばーん」ぽすっ

白露「……ふふっ、あはは」

時雨「こんなところでまで、なんでいっちばーんで張り合っているんだろうね。僕達」

白露「だってあたしがいっちばーんだもん」

時雨「僕だって白露には負けないさ。つまりいっちばーんってことだね」

白露「あたしがいっちばーんなんだから」

時雨「じゃあどっちがいっちばーんに寝るか勝負しようよ」

白露「乗った! その次はどっちがいっちばーんに起きるか勝負ね!」

時雨「負けないよ。いっちばーんは僕なんだから」

白露「あたしがいっちばーんなの!」

白露「いっちばーん……ぐー」

時雨「いっちばーん……すーすー」

188 : ◆dbGyYYDw8A 2016/08/30(火) 01:25:12.11 ID:6vJaDInEo

これで終わりです。
安価に参加してくださった皆様、読んでくださった方々。ありがとうございました。

安価は本当に久しぶりでしたが、安価はまた違った楽しみがありますね。
キャラの新たな一面、思わぬ展開、知らなかった知識などがいろいろ出てきて良かったです。
一方で安価に参加してくださる方がいてこそ成り立つので、その辺りの難しさはありますね。

機会がまたあれば挑戦したいと思います。
改めてありがとうございました。それでは。

189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/30(火) 01:26:32.35 ID:t5HK8l+I0

乙乙

190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/30(火) 01:27:11.94 ID:XbnTKYMVO


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