【艦これSS】提督「姉上はもういない」【大淀】

転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432636628/l50

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 19:37:18.10 ID:EL8GeDcl0

エーン    エーン

??「……泣くな、T」

??「お前は男の子だろう?」

??「そんなに女々しい声を上げるんじゃない」

男児「だって、だって、姉上……」グスグス

??「またいじめられたのか? なぜ、殴り返さない」

男児「日本男児たる者、むやみやたらと暴力はふるわないものです」グスグス

??「それも時と場合によるだろう」ハァ

??「まったく、お前はしょうがない奴だな……」ナデナデ

……………………

………………

…………

2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 19:37:46.62 ID:EL8GeDcl0

※関連SS

提督「母上がお越しになる?」

提督「妹が来るそうだ」

3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 19:39:38.86 ID:EL8GeDcl0

※注意!

当SSは近親強姦、レイプ、陵辱、拷問など、過激な表現を含みます。
苦手な方はもちろん、心臓の弱い方もお気をつけください。

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 19:42:30.07 ID:EL8GeDcl0

提督「……ん」

提督「…………夢、か」

提督「…………」

加賀「どうしたの?」

加賀「こんな時間に目を覚まして……」

提督「起こしてしまったか? すまない」

提督「いや、昔のことを思い出していてな」

加賀「昔のこと?」

提督「ああ、私が小さな時のこと――」

提督「姉上が、まだ生きていた時のことだ」

6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 19:44:29.59 ID:PSKL4nzwo

あの母上の血を半分も引いていても死ぬ時は死ぬんだな

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 19:46:36.87 ID:EL8GeDcl0

加賀「……」

加賀「お姉様もいらっしゃったの?」ビックリ

提督「ああ、いる」

提督「いや、正確にはいた、だな」

提督「会戦時の混乱期に、艦隊を率いて、サーモン沖に突撃をしかけてな――」

提督「それ以来、行方不明だ」

提督「深海棲艦に蹂躙され、死んだのだろうと言われている」

加賀「……そう」

8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 19:48:40.35 ID:EL8GeDcl0

加賀「……聞いていいかしら?」

加賀「お義姉様のことを――」

提督「……ああ」

提督「そうだな……」

提督「あの人は、強くて、気高くて、優しくて……」

提督「深海棲艦の進行を食い止められたのも、あの人のおかげで――」

10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 19:51:24.34 ID:EL8GeDcl0

~翌日 執務室~

赤城「提督、第一遠征隊が帰還しました」

大淀「第二遠征隊も同様です」

提督「うむ、鼠輸送任務は順調のようだな」

提督「この調子で物資を集めよう」

二人「はい」

提督(……)

提督(……昨夜は懐かしい夢を見たな)

提督(姉上、か……)

11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 20:00:11.20 ID:EL8GeDcl0

ピーッ! ピーッ!

大淀「っ!!」

提督「なんだ」

大淀「第三遠征隊より入電!」

大淀「未確認の機影が、トラック泊地に向かって進行中とのこと!」

提督「……威力偵察か? 数は?」

大淀「鬼、もしくは姫級と思われる機影が1!」

大淀「海上を高速度で疾走している、とのことです!」

提督「まさか――」

提督(南方棲戦姫。また復活したのか!?)

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 20:04:07.44 ID:EL8GeDcl0

提督「至急、第一、第二、第三迎撃隊を編成!」

提督「緊急時のプログラムに沿って、順次出撃!」

提督「相手は一機だと侮るなよ! 大規模部隊による奇襲、空襲も考えられる!」

提督「レーダー、ソナーから目を離すな!」

大淀「はいっ!」

赤城「提督、私も出撃いたします」ペコリ

提督「ああ、頼んだ」

14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 20:06:01.62 ID:EL8GeDcl0

提督(さて、艦隊の展開は間に合ったが――)

提督(敵の目的が分からないな。玉砕覚悟の自爆戦法か?)

提督(いや、それにしては――)

長門『ぐあっ!?』ザザー

陸奥『きゃ、きゃあっ!? なんなのっ!?』ジジッ

提督「っ!?」

提督「どうした? 何があった!?」

15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 20:08:56.24 ID:EL8GeDcl0

長門『提督、申し訳ありません!』ザザッ

陸奥『第一防衛線が突破されたわ!!』ジッ

提督「なんだと……!?」

提督「馬鹿な、早すぎる。敵の機動力はどれほどの――」

赤城『きゃあっ!?』ザー

加賀『くっ……!』ザザー

提督「今度はどうした!?」

赤城『第二防衛線……』ザザッ

加賀『突破、されました……!』ジジー

提督「馬鹿な……!?」

16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 20:13:06.03 ID:EL8GeDcl0

提督(想定外だ!)

提督(――いや、まさか、このための単艦突撃!?)

提督(機関部を暴走させ、極限の加速をもって――)

提督(敵陣を突破。そして、敵拠点にて――)

提督(自爆)ゾクッ

吹雪『駄目です、最終防衛線、維持できませんっ!』ザザーッ

島風『提督、逃げて! 逃げてーっ!!』ジジッ

提督「くっ……!」

17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 20:16:29.35 ID:EL8GeDcl0

提督「泊地を一時放棄する!」スクッ

提督「全艦隊に伝令! 当泊地、特に弾薬貯蔵庫からは距離を取り――」

大淀「っ! 駄目です、間に合いません!」

大淀「レーダーに感! 敵艦が――」

大淀「ここに飛び込んできます!!」

提督「っ!!!!」

提督「大淀、逃げろ――」ドンッ

大淀「提と――」

――カッ!!!!

18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 20:19:39.77 ID:EL8GeDcl0

提督(くっ……!)

提督(こんなことなら……)

提督(最後に、大淀と秘書セクハラプレイを楽しむべきだった……)

提督(……いや、香取も混ぜて――)

提督(女教師に叱られプレイ、というのも――)

提督(……何にせよ、心残りはあるが)

提督(みんな、どうか生きて――)

提督(………………?)

提督(おかしい。走馬灯にしても長すぎるような……)チラッ

19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 20:21:36.80 ID:EL8GeDcl0

ガラガラ

モクモクモクモク……

??「……」

??「久しぶりだな、T」

??「元気にしていたか?」

提督「あ、あああ……!?」

提督「あねあねあねあね……!?」ガクガク

提督「――姉上ぇ!?」

姉上「――ああ」ニッコリ

20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 20:25:41.00 ID:EL8GeDcl0

提督(黒い軍服、金色のボタン)

提督(ボロボロの外套に、帽子の下のざんばら髪――)

提督(そして、爛々と光る目と、ギラリと光る白い犬歯!)

提督(姉上だぁ……姉上が来たぁ……)ガタガタ

提督「あ、姉上。お久しぶりです」

提督「ですが、し、し……死んだ、はずでは?」

姉上「お前は何を言っているんだ」

姉上「こうしてここにいるし――」

姉上「二本の足もそろっているぞ」

姉上「その姉を、どうして死霊と見間違うのだ」

21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 20:28:52.04 ID:EL8GeDcl0

提督「ですが、サーモン沖で英霊となって――」

姉上「ああ。あれは手痛い惨敗だった」

姉上「怪我を治すのに三日かかり――」

姉上「復讐を遂げるのに二年もかかった」

姉上「私もまだまだ未熟者ということだな」ワハハ

提督「そ、そうでしたか……」

提督(死んでいないとは思っていたが――)

提督(できれば静かに眠っていてほしかった――!!)

22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 20:31:42.38 ID:EL8GeDcl0

提督「そ、そ、それで、今日は何の用で……?」オソルオソル

姉上「ん? なに、可愛い弟が結婚したと聞いてな」

姉上「祝いと――」

提督「そ、そうでしたか」ホッ

姉上「私も負けじと――」

提督「……え?」

姉上「子作りに来たのだッッッッ!!」クワッ!!

提督「~~~~~~~っ!?」ゾクゾクゾクゾク

23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 20:35:04.72 ID:EL8GeDcl0

姉上「来いっ、T!」グイッ

姉上「お前には私と――」

姉上「 ま ぐ わ っ て も ら う ! ! 」ガバッ

提督「や、止めてぇ!! 止めてください、姉上ぇぇぇ!!」

提督「誰かっ、誰か助け」

姉上「ワハハハハハハハハハハッ!!」ピョーン!

提督「いやぁぁぁぁぁぁぁ…………」

大淀「……」ポカーン

大淀「……はっ!?」

大淀「み、皆さんにお知らせしなければ……!」チャッ

24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 20:37:48.99 ID:EL8GeDcl0

~南西諸島 某基地跡~

提督(こ、ここは……?)

提督(放棄された、補給基地か?)

提督(あちこちボロボロで……)

提督(その割には、生活感があるような……)

姉上「T!」ガチャ

姉上「準備ができたぞ――」ニヤリ

提督「あわわわわわわ……!?」ガクガク

25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 20:41:32.63 ID:EL8GeDcl0

姉上「さあ、性交に耽ろうか」バサッ

提督「な、な、なぜ私なのです?」

姉上「ん?」

提督「なぜ、よりにもよって血縁者の私を相手に――!?」

姉上「私は自分より強い男を知らん」

姉上「そのような男を相手にしても、軟弱な子どもが生まれるだけだ」

姉上「だが、私と似通った血を持つ者とならば――」

姉上「一騎当千の益荒男さえ、生まれるとは思わんか――?」ニィ

提督「鬼が生まれる! 鬼が生まれる!!」ガタガタ

26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 20:44:42.67 ID:EL8GeDcl0

姉上「ええい、五月蝿い」

姉上「口を閉じろ、T」

姉上「舌を噛んでも知らんぞ――」クチュ

提督「あっ……!?」

提督(くっ、姉上が、あの姉上が私の上に馬乗りとなって――)

提督(秘所を男根にあてがい、呑み込もうとしている――!)

提督(姉上は美人で、色白で、胸が大きくて――)

提督(そのくせ、身体は適度に引き締まっていて――)

28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 20:46:50.46 ID:EL8GeDcl0

提督(いけないと分かっていても――)

提督(つい、興奮してしまう――!)ビンビン

姉上「――いい子だ」ニィ

姉上「さあ、今こそ――!」

姉上「結合の時ッッッ!!!!」グイッ

提督「~~~~~っ!!」

カキンッ

提督(……あれ?)

提督(なんだ、今の感覚は……?)

29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 20:48:35.25 ID:CtgkukTSO

金属と金属がぶつかる音が

30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 20:49:21.39 ID:ZGDpuNWso

有料コンテンツだったかー課金だけに

32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 20:51:43.72 ID:EL8GeDcl0

姉上「……どうした、Tよ」

姉上「貴様ッ! 百戦錬磨の兵(つわもの)ではないのかッ!!」

姉上「未通女(おぼこ)の処女膜さえ貫けぬとは――」

姉上「恥を知れッッッッ!!!!」

提督「処女膜!? しょ、処女膜なんですか、この硬いのっ!?」

提督「って、いたたたたたっ!? む、無理に押しつけないでくださいっ!」

提督「折れるっ! 私のナニが折れてしまうっ!?」

33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 20:53:13.80 ID:Px7iDFdAO

まさにアイアンメイデン………
(((( ;゚Д゚)))ガクガク

34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 20:53:22.15 ID:EL8GeDcl0

姉上「Tよ。お前は本当にしょうがないやつだ――」

姉上「仕方がない。この姉が手伝ってやろう」

提督「――姉上?」

提督「何を……」

姉上「――っ」スゥッ

姉上「噴ッッッッ!!!!」グッ!!

提督「かっ!?」ギシィ!!

ミリ、ミリミリミリ……

バツンッッッッ!!!!

提督「か、はっ……!?」

35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 20:54:24.11 ID:DaSI0nwC0

提督のほうが出血したのかな?

37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 20:56:50.32 ID:EL8GeDcl0

姉上「……」

姉上「く、くくく……」ニィ

姉上「見事だ」

姉上「――これが、破瓜の血というものか」

姉上「いつ以来か。他者の手によって流血するのは」

提督「あ、あ、あ……?」ガクガク

提督(な、なんだ、この膣は……!?)

提督(万力のように締めつけられて――)

提督(気を抜くと、一瞬で肉棒が噛み千切られそうだっ!!)ブルッ

38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 20:59:48.92 ID:EL8GeDcl0

姉上「どうした、Tよ?」

姉上「男は腰を振らねば吐精できないのであろう?」

姉上「お前が動かぬのならば――」

姉上「この姉が先に動くぞ?」グッ

提督「がっ!? ひっ!?」ビクビクッ

提督「あああっ! 姉上っ!! あねう゛え゛っ!?」ビクビク

姉上「ふふっ、変わらないな、T」

姉上「お前はいつも、少女のような声を上げて――」グイグイ

提督「あああああああっ!?」ガクガク

40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:02:31.01 ID:EL8GeDcl0

提督(か、か、か……!?)

提督(海綿体に、血を送り続けるんだっ!!)

提督(ちょっとでも萎ませてみろ……)

提督(その瞬間、私の相棒は握り潰されるっ!!)ゾーッ

提督(血流を意識するんだ……局部に血を集中させて……!)

提督(行為の終わりまで、何とか持たせ――)

姉上「むっ、Tよ」

提督「な、なんですか、姉上?」

41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:05:00.51 ID:EL8GeDcl0

姉上「姉は――」

姉上「――気をやるぞッッッッ!!!!」ビクビクッ!!

提督「あがっ……!?」

提督(膣が……収縮して……!?)

提督(ポンプみたいに……動いて……!!)ビクビク

提督(ひぃ、し、搾り出されるっ!!)ドクンッドクンッ

姉上「ふぅ――」

42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:07:48.63 ID:EL8GeDcl0

姉上「くくく、分かる、分かるぞ」

姉上「お前の優秀な種が、子宮に入り込んでくるのが分かる」

提督「あ、姉上、今ならまだ間に合います」

提督「抜いてください。もしかしたら、それで――」

姉上「――遅い」

姉上「分かるか? 私の卵子が、貴様の精子に喰らいつき――」

姉上「――今。着床した」ニィ

提督「っ!?」

提督「わ、わああああっ!?」ブンブン

ワァァァァ……

43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:08:31.95 ID:nzJuI9v2o

卵子さえも凶暴……恐ろしい家系だ

46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:10:43.22 ID:EL8GeDcl0

~事後~

姉上「では、姉は出かけてくる」

提督「どちらへ……?」

姉上「戦場だ。母上は身重の身体で、あえて戦場に出たと聞く」

姉上「ならば私も、それに倣わない理由はあるまい」

提督(鬼の所業だ……!)ガクガク

姉上「しばらくはここで、兄弟仲良く過ごそうではないか」

姉上「貴様の身の回りの世話は部下に任せている」

姉上「たまには骨休めをするがいい」シュバッ!

50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:16:02.88 ID:O1zMwVGAO

可愛い姉ちゃんが欲しいだけの人生だった(白目)

51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:16:57.51 ID:DaSI0nwC0

この姉ちゃんを反面教師にしたからあの妹になったのかな?

52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:17:17.74 ID:EL8GeDcl0

提督「……行ってしまわれた」

提督(……この隙に、逃げ出そうか?)

提督(いや、また連れ戻されるだけだ。それはいけない)ゾーッ

提督(妹が母上の明晰な頭脳、判断力を継いだ子なら――)

提督(姉上は、母上の覇気、狂気、凶悪さを色濃く継いだお方だ)

提督(しばらくは言われる通りにして――)

提督(地道に説得し、解放の機会を伺おう)

58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:24:20.19 ID:EL8GeDcl0

コンコン

提督「ん?」

提督(そういえば、部下がいると聞いていたな)

提督(ちょうどいい。通信機を貸してもらって、泊地に連絡を取ろう)

提督「どうぞ、入ってください」

??「失礼します」

ガチャ

提督「……んなぁっ!?」

提督「しししししし、深海棲艦っ!?」

港湾棲姫「……」

空母棲姫「……」

戦艦棲姫「……」

泊地棲姫「……」

戦艦レ級「……」

空母ヲ級「……」

59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:28:29.34 ID:DaSI0nwC0

従えすぎwwww

61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:29:50.74 ID:EL8GeDcl0

提督「不覚っ!」バッ!

提督「まさか、ここまで接近されるとは……!」

提督「だが、私も誇りある海軍将校だ!」

提督「ただでは死なんぞっ!!」

ヲ級「……」

港湾「あの、落ち着いて……」

空母「話を聞け、話を」

戦艦「まったく、困ったものね」

レ級「ぎひっ♪」ケラケラ

提督「……?」

63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:35:13.31 ID:EL8GeDcl0

提督「……」

提督「襲っては……来ない、のか?」

泊地「襲わない。それどころか、もてなすように言われている」

提督「言われている? 誰に?」

戦艦「お姉様に――我々を鹵獲した、あのお方に」

提督「鹵獲ぅ!? どうやって!?」

港湾「力ずくで、無理やり……」ウゥゥ

港湾「『カタコトで喋るなッッッッ!!!!』と言われて、」

港湾「必死に日本語の勉強もさせられて――」ワッ

提督「勉強でどうにかなるものだったのか……!?」

66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:39:41.70 ID:EL8GeDcl0

泊地「とにかく、貴方は私たちにとってお客様なの」

空母「世話をしよう。何でも言いつけて」

戦艦「ここから逃がしてやることはできんが――」

レ級「被害者仲間同士、仲良くしようぜっ」ケラケラ

ヲ級「ヲッキュ!」ヨロシク

提督「あっ、ああ」

提督「……」

提督(なんとも……)

提督(妙なことになってしまったな……)

68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:43:05.15 ID:rud+LQlOo

そりゃ妹がおしとやかに思えるわな

69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:43:32.95 ID:EL8GeDcl0

~その夜 客室にて~

提督(結局、通信機は借りられなかったな……)

提督(そもそも、基地としての機能が死んでいる)

提督(廃墟に姉上が流れ着き、生活の場として改装された、というところか)

提督(……泊地のみんなが心配だが)

提督(私が『姉上!』と叫んだ場に大淀がいた)

提督(彼女が母上か妹に問い合わせて――)

提督(きっと、事情の説明だけは行われるだろう――)

70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:45:51.51 ID:EL8GeDcl0

提督(今日は色々なことがあり過ぎた)

提督(少し早いが、早く寝てしまおう)ゴロリ

提督(ふう……姉上、どうせ死んではいないだろうとは思っていたが、)

提督(再会が唐突過ぎます……)

提督(zzz)スヤァ

??「………………」

71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:52:08.56 ID:EL8GeDcl0

~深夜~

提督(……)

提督(……ん?)

提督(誰かの気配を、感じるような……?)

提督(誰だ……?)

深海棲艦「……」ギラリッ

提督「――っ!?」

提督(暗闇の中、鬼火のような目がいくつも……!!)

72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:54:35.47 ID:EL8GeDcl0

戦艦「ニンゲン、クウ」グイッ

空母「クッテ、ニンゲンノチカラ、テニイレル」ビリビリ

提督「やっ、止めろ!」

提督「私を食べても美味しくないぞ!!」

提督「やめ、止め――っ!」

チュプ

提督「……?」

提督「う、くっ……なに、を……?」

港湾「ん、くっ」チュパ、チュプ

75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:58:17.76 ID:52vPqdDr0

れいぷ とかは全部提督がやられる側だったのか…

76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:58:46.31 ID:EL8GeDcl0

提督「お前たち、何のつもりだ……!?」

戦艦「聞いたわ。ここから出るものを吸収すれば、強くなれるのでしょう?」

空母「我々は強くなりたい。あの女の支配下から脱したい」

泊地「深海棲艦の誇りを取り戻す。そのためには――」

港湾「あの人と、同じ血を取り込んで……ちゅ、ちゅっ」

提督「くあぁ……! や、止めろ!」

提督「姉上が特別なだけで、私はただの人間……!」

77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 22:02:37.67 ID:EL8GeDcl0

提督(……待てよ?)

提督(この子たちと協力する、というのはいいかもしれない)

提督(幸いにして、話は通じるし――他の深海棲艦に比べ、理性的ではある)

提督(思えば、春雨も深海棲艦からの転身組だったな……)

提督(姉上の支配下を脱するために手を結び)

提督(その後は、泊地に来てもらう)

提督(それがいい――というか、それしかない)

提督(うん、ここは私も、身を粉にして働こう)

78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 22:07:08.90 ID:EL8GeDcl0

提督「――分かった。協力しよう」

ヲ級「ヲ?」

提督「艦娘、および深海棲艦は、心理状態によって強さが上下する」

提督「高揚、または激昂することで、君たちは強くなれる――」

提督「また、君たちは何らかの要因で進化することも知られている」

提督「どちらかの手により強くなり、姉上の支配を脱しよう」

レ級「話が分かるじゃん!」ヒヒッ

79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 22:09:38.63 ID:EL8GeDcl0

提督「だが、約束してくれ」

提督「脱出後もお互いに手を出さないこと」

提督「そして、良ければ私の元に来てくれることを」

提督「それを約束してくれるのであれば――」

提督「私が、君たちを強くしよう」

戦艦「……そうね」

泊地「後者は承服しかねるけれど――」

空母「約束してやってもいい」

80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 22:11:39.82 ID:EL8GeDcl0

空母「だが、忘れるな」

戦艦「結果が出なければ、その時は――」

港湾「自暴自棄になった私たちが――!」

提督「……分かった」

提督「私を信頼してほしい」

提督「私はトラック泊地を預かる提督!」

提督「君たちを失望させることは――」

提督「絶対に、しないっ!」キリッ

深海棲艦「……!」トゥンク

81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 22:13:43.50 ID:EL8GeDcl0

提督「では、手始めに――」

提督「君たちを、心身ともに――」

提督「満足させてみせる!」ガバッ

港湾「あっ……!」ドキッ

提督「さあ――」

提督「夜はこれからだ」ビンビンッ!

アアアァァァァ~~~~……

82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 22:18:25.14 ID:EL8GeDcl0

提督(こうして私の新しい生活が始まった)

提督(艦娘ではない、深海棲艦を相手にした、試行錯誤の毎日)

提督(冷たい身体を持つ、異形の少女たちを相手にして――)

提督(果たして、私は結果を出せるのだろうか?)

提督(ここから逃げ出せるのか? 姉上を下せるのか?)

提督(そして、トラック泊地に帰れるのだろうか――?)

提督(悩みは尽きず、未来はまだ、見えない)

提督(――だが)

提督(深海棲艦と心と体を交わすことで――)

提督(段々と、何かが見えてきたような気がする――)

86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 22:34:45.42 ID:BHZsRgZvo

あの母にしてこに息子である

88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 09:49:58.88 ID:yxlvxxkpo

母上の息子だというのがよくわかる流れですね^^

90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 10:25:38.74 ID:n2l1CpJZ0

艦娘達も、連れ去られた提督が実姉にレイプされ、深海棲艦を孕ませまくってるとは夢にも思わないだろうな…

97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 17:00:02.92 ID:NLUG6sq10

~ある日 リネン室~

提督(思った以上に補給基地は整備されていたが……)

提督(こればかりは、毎日の洗濯、日干しが欠かせない)ヨイショ

提督(……うむ。シーツはこれぐらいでいいかな)

提督(後はタオルだが――)

クイクイ

提督「む? お前は偵察機?」

提督「すると、彼女が……」

98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 17:02:56.22 ID:NLUG6sq10

ヲ級「ヲッヲキュ~」ヒョコッ

提督「ヲ級か。どうした、昼食はまだだぞ?」

ヲ級「ヲッキュ」フルフル

提督「違うのか? なら、艦載機の整備を手伝ってほしいのか?」

ヲ級「ヲッヲ」フルフル

提督「これも違うのか? なら……」

ヲ級「……」

ヲ級「ヲキュ」ダキッ

提督「むっ?」

99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 17:05:26.11 ID:NLUG6sq10

ヲ級「ヲキュ~」スリスリ

提督「そのように甘えた声を出して……」

提督「なるほど、『催した』のか」

提督「いいだろう。私もやぶさかではない」

提督「――お相手仕ろう!」ムクムク ビンビン!

ヲ級「ヲッキュ♪」

100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 17:07:55.60 ID:NLUG6sq10

ヲ級「ヲッ、ヲッ、ヲッ!」フリフリ

提督「随分と積極的だな」

提督「深海棲艦はみんなそうなのか?」

提督「それとも、お前が特別なのか?」

ヲ級「キュウ~」チュッチュ

提督「ははは、そうだな」

提督「そのようなこと――今はどうでもいいことだ!」グイッ

ヲ級「ヲッ!」ビクッ

101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 17:11:18.88 ID:NLUG6sq10

提督(始めて抱いた日から、それほど経っていないが――)

提督(深海棲艦はみんな、性に対して積極的だ)

提督(好色なのだろうか?)

提督(それとも、よほど姉上が怖いのだろうか?)

提督(早く強くなろうと、それで――)

提督(――いや)

提督(どうも――)

提督(それだけではない気がする――)

102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 17:13:56.52 ID:NLUG6sq10

~またある日 廊下~

提督(深海棲艦はみんな、『濡れる』ということに無頓着だ)

提督(海に出たと思ったら、ずぶ濡れのまま、部屋に戻ってきたりする)

提督(注意はしているのだが――)

提督(しばらくは、私がこうして、水を掃き散らさないとな)ザッザッ

港湾「あっ……」サッ

提督「……ん?」

103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 17:16:20.26 ID:NLUG6sq10

提督(今のは……港湾棲姫?)

提督(私の姿を見て、逃げるように隠れたが――)

提督(一体、どうしたというのだろうか?)スタスタ

港湾「はっ、はっ、はっ……」

港湾「びっくり、した……」

提督「どうかしたのか?」ヒョコ

港湾「わあっ!?」ドキーン!

104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 17:18:21.21 ID:NLUG6sq10

港湾「や、止めろ……来るな……」オドオド

提督「本当にどうしたのだ?」

提督「そのように顔を真っ赤にして……」

港湾「み、見るな……!」アセアセ

提督「……」

提督「……ほう」ムラッ

105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 17:21:57.75 ID:NLUG6sq10

提督「一体、何を隠しているのだ?」

提督「怪しいな……少し検分させてもらおうか」

港湾「な、何でもない……!」

提督「――我々は協力関係にある」

提督「その相手にならば――」

提督「包み隠さず、全てを見せるべきだ」

提督「そう思わないか――港湾棲姫!」グイッ

港湾「あぅぅ……」カァァ

106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 17:24:37.14 ID:NLUG6sq10

港湾「何もない……何も……!」

提督「――いや、どうかな?」

提督「この不自然なまでに増設されたバルジをなんとする?」モミィ

提督「何もないはずがない」

提督「そうだな?」ギラッ

港湾「ひぅ……」ドキン ドキン

107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 17:27:41.62 ID:NLUG6sq10

提督「さあ、両手を上げるんだ」

提督「壁に背をつけて――違う、もっと上げて!」

提督「そうだ――」

提督「くくく、よく手入れされたわきじゃないか」

提督「だが、いつも閉じているせいか――」

提督「匂い立つようだぞ――!」クンクーン

港湾「クルナト……イッテルノニ……!」

108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 17:29:31.87 ID:NLUG6sq10

提督「カタコトに戻っているぞ、港湾棲姫!」

提督「ますます怪しい――」

提督「これではすぐに帰すことは――」

提督「難しそうだな?」ニヤリ

港湾「ア、アアッ……!」ブルルッ

港湾「アアアアア……!」ビクンビクン

アアア~……

109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 17:32:56.41 ID:NLUG6sq10

~またまたある日 浴室~

チャポーン

提督「ふう……いい湯だ」

提督「日本の基地跡でよかった……」

提督「シャワーでは味気ないものな……」ハフゥー

提督(……しかし)

提督(昨日は港湾棲姫にひどいことをしてしまったな)

提督(どうもあの子を見ていると、自分の中のサディストな部分が――)

提督(いかんいかん。また謝っておかないとな)

110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 17:36:31.45 ID:NLUG6sq10

提督(……いや、でも)

提督(あの後から、チラホラと視界の端に港湾棲姫が映るような――)

提督(私の後をついてきているのか?)

提督(まさか、な――)

チャポン

提督「……ん?」

ヌウー

提督「なんだ? 湯船の底から、何かが――」

111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 17:38:40.56 ID:NLUG6sq10

ザバァッ!!

怪物『ギシャアアアアアアアアアア!!!!』

提督「う、うわああああああああっ!?」ビクゥッ!!

提督「な、なんだ!? 深海棲艦か!?」

提督「うわああ! た、食べられるっ!!」

怪物『……』

怪物『ぷっ』

怪物『くすくす……』

提督「……?」

112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 17:40:58.48 ID:NLUG6sq10

クルンッ

ザパッ

レ級「ばあっ♪」

提督「レ、レ級?」

提督「なんだ、今のはお前の尻尾だったのか……」ハァー

レ級「驚いた? 驚いた?」ワクワク

提督「寿命が縮んだぞ……」

レ級「ぎひひっ♪」ケラケラ

113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 17:43:00.22 ID:NLUG6sq10

提督「それにしても、今、私が入浴中だぞ?」

提督「かけ札は見なかったのか?」

レ級「あれって何の意味があんの?」

提督「そういったところは、本当にうちの艦娘と同じだな……」ハァー

レ級「まあ、いいじゃん」

レ級「いっしょに温まろうよ」ギュッ

提督「まあ、それもありか」

114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 17:45:40.83 ID:NLUG6sq10

チャポーン

提督「ふう……いい湯だな」ハフゥー

レ級「そだねー」ハフゥー

提督「気持ちいいな……」ハァー

レ級「だねー」ハァー

レ級「でも、こうなると――」

提督「――ん?」

レ級「もっと気持ちいいこと、したいねー」ザパッ

提督「なっ――!?」

115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 17:48:21.37 ID:NLUG6sq10

レ級「ほら、あたしの見えるだろ?」ハァハァ

レ級「これが、テートクのを――」グイッ

レ級「たーべーちゃーうーぞー……♪」クスクス

提督「くっ、ああっ……!」

提督「きつっ……ううっ!」

レ級「――ほら、全部入った」

レ級「ぎひっ♪」ケラケラ

提督「くうう……!」

116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 17:49:59.93 ID:NLUG6sq10

レ級「ああっ! アアーッ!!」グイグイ

レ級「テートク! テートク!」

レ級「もっとギュッとして! ギュッて!!」ギュウウウ

提督「――ああ」

提督「こうだな?」ギュウウ

レ級「アアッ!」ビクビク

117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 17:54:09.52 ID:NLUG6sq10

~事後~

レ級「テートクゥ……」トローン

提督「……」ナデナデ

提督(……深海棲艦は)

提督(みんな、人肌の温もりを求めるように)

提督(事の終わりに、こうして、私に体を預けてくる)

118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 17:57:27.83 ID:NLUG6sq10

提督(戦場では悪鬼と恐れられたレ級でさえ)

提督(私の胸に頬をこすりつけ、子猫のように甘えてくる)

提督(その姿は、艦娘となんら変わらないもので――)

提督(…………)

提督(もう二年も戦っている私たちだが)

提督(戦わずに済む道はないものか。分かり合うことができるのではないか)

提督(ここに来てから、私は、そのことばかり考えている――)

チャポーン……

120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 18:05:36.43 ID:NLUG6sq10

~またまたまたある日 倉庫~

提督(……)

提督(……私は、決めた)

提督(この基地跡にいる深海棲艦を――)

提督(トラック泊地に迎え入れよう!!)

提督(彼女らは理解不能の悪鬼ではない)

提督(ましてや、対話不能の侵略者でもないのだ)

提督(相互理解はできる。共存の道を探れる)

提督(それが、行く先の見えないこの戦争を――)

提督(終わらせる一手となる)

提督(……なぜか、そんな気がする)

121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 18:08:07.71 ID:NLUG6sq10

提督(よし! そうと決まれば――)

提督(親睦を深めるために、今夜は美味しいカレーを作ろう!)

提督(倉庫にカレー粉が残されていてよかった)ウンウン

提督(これで得意のシーフードカレーを……)

ドンッ

提督「あっ、すまない」

提督「前を見て……なかった……」

南方「……」

提督「――お前、は」

122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 18:10:28.96 ID:NLUG6sq10

南方「ヒサシブリダナ」

南方「テイトク――」

提督「生きて、いたのか……!?」

提督「それとも、お前も姉上に鹵獲され――」

南方「ヤツラトイッショニスルナッ!!」

南方「ワタシハ、ココニナガレツイタダケダ」

南方「ニンゲンニ、コビル――」

南方「ハジサラシドモトハ、チガウ」ギリッ

124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 18:13:49.50 ID:NLUG6sq10

南方「――ダガ、ココデオマエニアエタノハ、ギョウコウダッタ」

南方「カクゴシロ、テイトク」

南方「セキネンノウラミ、イマ、ココデ」

南方「ハラシテヤルゾ――」ギラッ!

提督(しまった――っ!)

提督(誰かを呼ぼうにも、もう、間に合わない――!!)

南方「 シ ネ 」

提督(――無念っ!!)

125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 18:16:00.12 ID:NLUG6sq10

ザクッ!

ビリッ、ビリビリッ

――ボロンッ

提督「~~~~~~っ!!」

提督「……って、あれ?」

提督「下半身がスースーする……」

提督「……なっ!?」

南方「……」ジー

127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 18:19:02.16 ID:NLUG6sq10

提督「な、何のつもりだ、南方棲戦姫」

提督「殺すなら――一思いに殺せっ!!」

南方「……」

南方「キガ、カワッタ」

提督「――なにぃ?」

南方「ミテイタゾ」

南方「アノヒ、オマエガ、ナキサケブスガタヲ」

南方「オマエハ、ココガ、ジャクテンナノダロウ?」

南方「ナラバ、コロスマエニ――」

南方「ココヲ、セメヌイテ――ゴウモンニカケテカラ、コロシテヤル」ギュッ

提督「ふおっ!?」ビクッ

128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 18:22:18.71 ID:NLUG6sq10

南方「ク、ククク」

南方「ソウダ。ソノカオガ、ミタイノダ」

南方「クモンニミチタ、ソノヒョウジョウ――」

南方「モットモット、ワタシニ、ミセテミロ!」ギュッギュッ

提督「くうう……っ! なんて拙い手つき……!」

提督「も、もどかしい……!」

提督「止めるんだ、南方棲戦姫!」

提督「今ならまだ間に合う――」

提督「だから、それをしごくようなことは、絶対にするな――!」

南方「――ホウ?」ニヤリ

130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 18:53:25.41 ID:NLUG6sq10

シュッシュッ!

提督「ああああっ!?」ビクンビクン

南方「ククク、バカメ」シュッシュッ

南方「ミズカラ、ジャクテンヲ、アカストハ――」シュッシュッ

南方「ボケツヲホッタナ、テイトク――!」シュッシュッ!

提督「ぐあああっ!?」

提督「だ、駄目だ、もう――!」

提督「射精(で)るっ!!」ドピュッ

南方「――フッ」ニヤリ

131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 18:55:35.93 ID:NLUG6sq10

提督「はぁ、はぁ、はぁ……!」

提督「くっ……こ、これで気は済んだか!」キッ

南方「クッ、ククク……」

南方「コノテイドデ、ワタシノウラミガ、ハレルハズガナイダロウ」

南方「サア、ツヅキダ」

南方「コンドハ、アノオンナトオナジコトヲ、シテヤル!」バサッ

提督「や、止めろぉ!」

南方「クァ、ハハハッ!」ガバッ

132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 18:57:58.30 ID:NLUG6sq10

南方「ナケ! ワメケ!」グイグイ

南方「ダラシナイカオデ、サケビゴエヲアゲロッ!」グイグイ

提督「くそぉ、くそぉ……!」

提督「止めるんだ、南方棲戦姫!」

提督「もう腰を振るのは止めるんだぁ!!」

南方「ヤメロトイワレテ――」グイッ

南方「ヤメルモノハイナイッ!!」グチュンッ!

提督「くあああぁぁぁっ!!」ドピュッ

133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 19:00:22.63 ID:NLUG6sq10

提督(和睦を信じた日に、深海棲艦に強姦される――)

提督(私は心を折られたような想いがした)

提督(だが、陵辱はこれで終わらない)

提督(南方棲戦姫の恨みはこの程度では晴れることなく――)

提督(翌日からも、私は彼女の責めを味わうことになった)

134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 19:03:58.00 ID:NLUG6sq10

~倉庫で~

南方「ドウダッ! クルシイカッ!」グイグイ

提督「くそぉ、顔面騎乗など、どこで覚えたのだぁ……!」ドピュッ

~海岸で~

南方「ヒメイヲアゲロッ!」グリグリ

提督「立ちバックで逆レイプなど……くそぉ!」ドピュッ

~客室で~

南方「ナキワメケッ!」クイクイ

提督「何たる甘やかな腰つきなのだ……!」ドピュッ

135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 19:07:02.12 ID:NLUG6sq10

提督(私は、犯され続けた)

提督(南方棲戦姫は、悶える私を見て悦んだ)

提督(歪んだ逢瀬。憎悪に染まった情交)

提督(まるで恨みが恨みを呼ぶように、それは際限なく繰り返されたが――)

提督(だが、私は――)

提督(なぜか――)

提督(段々と、彼女の憎しみがなくなっていくように)

提督(そう、感じた――)

136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 19:09:07.77 ID:NLUG6sq10

~夜 客室のベッドにて~

南方「ハァ、フゥ……」

南方「ツヅキハ、アシタダ」

南方「カクゴシテオケ……」ドサッ

南方「フゥ……」

提督「……」

提督「なぁ、南方棲戦姫」

南方「――ナンダ」

提督「もう止めないか」

提督「こんなことは――」

137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 19:12:01.89 ID:NLUG6sq10

南方「ナニヲイウ」

南方「ワタシノウラミハハレナイ」

南方「オマエヘノセメクモヤメナイ」

南方「オマエハコノジゴクカラ、ヌケダセナイノダ」

提督「……だが」

提督「私を責めるだけなら、同じベッドで寝る必要はないはずだ」

提督「拷問にかけるように、心が壊れるまで責め抜いて――」

提督「その後、臓腑を抉り出して殺せばいい」

提督「なぜ、そうしないのだ――?」

南方「……ソレハ」

138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 19:15:16.83 ID:NLUG6sq10

提督「本当はお前も気づいているのではないか」

提督「恨みつらみが段々と晴れていることを」

提督「体を重ねることで――お互いのことが、理解できていくのを」

南方「――ッ!!」ガバッ

南方「チガウッ! ソノヨウナコトハナイッ!」

南方「ワタシハ、シンカイセイカンダッ!」

南方「ゾウオトオンネンノカタマリダッ!」

南方「ウラミガハレルコトハナイ! ニンゲントリカイシアウコトナドナイノダ!!」

140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 19:17:30.32 ID:NLUG6sq10

提督「いや、違う。私たちは分かり合える」

提督「お前さえよければ、私の泊地で、共に暮らすことだって――」

バシンッ!!

南方「――ソコマデダ」

南方「マタ、オナジコトヲイッタラ」

南方「ツギハコロス――」バッ

提督「あっ、南方棲戦姫!」

提督「……」

141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 19:19:53.19 ID:NLUG6sq10

提督「……なあ、南方棲戦姫」

提督「情交は、時に犯す、時に嬲ると呼ばれるが――」

提督「互いに求め合えば」

提督「愛し合うとも言うのだぞ――」

提督「それを……」

提督「……」ハァ

ザザァ……ザザァ……

143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 19:22:46.77 ID:NLUG6sq10

~翌日~

提督「ヲ級の偵察機から連絡が入った」

提督「――姉上が帰ってくる」

提督「我々の戦いの時が来たのだ」

深海棲艦「――っ!」ゴクリ

提督(できれば、南方棲戦姫の力も借りたかったが)

提督(――いや、事ここに至っては詮無きことか)

144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 19:25:28.97 ID:NLUG6sq10

提督「いいか! お前たちは格段に強くなった!」

提督「私との情交を通じ――それぞれ、何かをつかんだようだ!」

提督「その一助となれたことで、私も嬉しい」

提督「だが! ここでそれを発揮できなければ、全ては無意味だ!」

提督「力を振り絞れ! ここは我らの正念場!」

提督「姉上という鎖を――今こそ振り払うのだ!!」

深海棲艦「――はいっ!」

145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 19:25:53.77 ID:VWgVOHixO

姉上編かと思ったら、深海棲艦編だった

三人兄妹で終わるのだろうか…弟とか親父が出てきてもおかしくない

146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 19:27:49.39 ID:NLUG6sq10

ザザザザザザザ……

ザンッ!!!!

姉上「――うむ」

姉上「出迎え、ご苦労」

提督「来たか……!」

姉上「……うん? なんだ?」

姉上「なぜ、そのように身構えているのだ?」

姉上「まさか、私に――歯向かおうと?」ギンッ!!

深海棲艦「っ!!」ビクッ

147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 19:29:37.51 ID:NLUG6sq10

提督「怯むなっ! 今こそ進化の時!!」

提督「総員――気力を振り絞れっ!!!!」

深海棲艦「――はっ!」

姉上「――ほう」

姉上「く、くくく……面白い」

姉上「なんて姉孝行な弟なんだ……!」ニィ

149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 19:31:39.12 ID:iIdFdFM00

背景がぐにゃ~~ってなってるな絶対

150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 19:34:41.41 ID:NLUG6sq10

ヲ級「ヲッ!!」カッ!!

空母ヲ級→空母ヲ級改flagship

レ級「ぎひっ♪」カッ!!

戦艦レ級→戦艦レ級elite

泊地「はっ!!」カッ!!

泊地棲姫→泊地水鬼

港湾「やっ!!」カッ!!

港湾棲姫→港湾水鬼

空母「はあっ!!」カッ!!

空母棲姫→空母水鬼

戦艦「はあああっ!!」カッ!!

戦艦棲姫→戦艦水鬼

151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 19:37:11.09 ID:NLUG6sq10

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!

提督「――よしっ!!」グッ

提督「姉上、降伏してください」

提督「これほどの戦力――」

提督「いかな姉上といえ、抗えないはず!」

姉上「……」

姉上「……そう、思うか?」ニッコリ

提督「っ!?」

152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 19:39:01.11 ID:NLUG6sq10

姉上「はあっ!!」

ゴッ!!!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!

ヲ級「ヲッ!?」

戦艦「何という気迫……!」

空母「どういうこと!?」

泊地「明らかに強さのレベルが上がっている……!」

提督「……っ!」

提督「そ、そうかっ!!」

154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 19:40:43.88 ID:NLUG6sq10

提督「私が破った、あの鋼鉄の処女膜は――」

提督「拘束具の役割を果たしていたのだ!!」

提督「それがなくなった今――」

提督「姉上の動きを損なうものは――」

提督「何も、ない――」

港湾「そ、そんな……!?」ガタガタ

155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 19:43:51.86 ID:NLUG6sq10

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!

ザッ、ザッ

レ級「ひっ!?」

姉上「どうした? 相談は終わりか?」

姉上「少しは楽しめると思ったのだがな――」

姉上「ならば、この姉に逆らった罪」

姉上「姉を落胆させた罪」

姉上「その身であがなってもらうぞ――!」ギラッ!!

提督「あ、あ、ああ……!?」ガタガタ

156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 19:44:42.88 ID:VzXUacbKO

ひどい拘束もあったもんだ

157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 19:46:10.71 ID:NLUG6sq10

??「……」

??「マッタク、ミテイラレナイワネ……」

姉上「――むっ!?」

姉上「何奴ッ! 姿を見せいッッッッ!!!」

??「……」スッ

提督「なっ!?」

提督「お、お前は……!」

提督「南方棲戦姫!!」

南方「……」

158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 19:48:16.72 ID:NLUG6sq10

提督「まさか、共に戦ってくれるのか――?」

南方「……チガウワ」

南方「アナタヲ、コロスノハ、ワタシ」

南方「ダレカニコロサセルワケニハイカナイ……」

南方「タダ、ソレダケノコトヨ」

提督「そうか……! そうか!」パァァ

159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 19:51:05.51 ID:NLUG6sq10

姉上「――貴様、私と弟の間に割って入るとはな」

姉上「この身の程知らずが……!!」ゴゴゴゴ

南方「……」

南方「コノオトコは――」

南方「アナタには、ワタさないわ――!」カッ!!

提督「おお……!?」

南方棲戦姫→南方棲戦姫(本気モード)

160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 19:53:27.71 ID:NLUG6sq10

南方「何をしているの?」

南方「さあ、行くわよ」

提督「――ああっ!」

提督「行くぞ! 今こそ戦いの時っ!!」

提督「総員、突撃ぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

深海棲艦「おおおおおおおおお!!!!」

ドドドドドド……!!

姉上「くっ……!?」

姉上「なにっ! こ、この力は……!」

姉上「ぐああああぁぁぁぁ……!!」

161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 19:55:09.66 ID:NLUG6sq10

~五分後~

提督「はぁ! はぁ! はぁ!」

提督「やった……! 姉上を拘束したぞ……!」

提督「これで私たちは自由だーっ!!」

深海棲艦「おおおおおおおーっ!!!」

姉上「……」

162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 19:56:58.38 ID:NLUG6sq10

提督「さあ、姉上。観念してもらいましょうか」

提督「このまま姉上を本土へ――母上の下へ送ります」

提督「尻叩きの罰を受けてもらいましょう」

姉上「あ、うむ……」

提督「……ん?」

提督「姉上……?」

提督「どうか、なさったのですか……?」

164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 20:00:03.70 ID:NLUG6sq10

姉上「いや……」

姉上「こ、このように、力ずくで組み伏せられたのは始めてでな」

姉上「どんな態度を取ればいいのかも、分からない……」

提督「……!」キュン

姉上「敗者は勝者のモノとなるのが世の常」

姉上「私もその摂理に従うが――」

姉上「その、なんだ」

姉上「優しくしてくれると、うれしい……」オドオド

深海棲艦「…………っ!!」ドキーン!!

165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 20:02:02.81 ID:NLUG6sq10

姉上「……」

姉上「……?」

姉上「ど、どうした、お前たち」

姉上「息が荒いぞ……?」オドッ

提督「あ、姉上っ!」ガバッ

姉上「あっ、何をっ!?」

提督「姉上っ! 姉上ぇぇぇ~~~~っ!!」ビンビンッ!!

姉上「あっ、ああっ! あああ……!?」

アア~……

167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 20:05:39.43 ID:NLUG6sq10

~翌日 トラック泊地 軍港~

T妹「さあ、皆さん、出撃しますよ!」

長門「お、落ち着け……」

T妹「落ち着いていられますか! 兄上を浚ったのは姉上なんですよ!?」

T妹「今ごろ、どのように玩ばれているか……!」ゾーッ

T妹「尻の腫れが引いた今、躊躇う理由はどこにもありません!」

T妹「兄上! 兄上! 妹が今、参ります!!」ダッ!

金剛「ノォー! 生身で海上に出ちゃ、ノォー!?」グイッ

169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 20:12:15.62 ID:NLUG6sq10

大和「どうしましょう……」

武蔵「義母上が大丈夫と言うからには、大丈夫なんじゃないか?」

赤城「仮にも提督の肉親ですし、酷い事には――」

~フラッシュバック~

姉上『ワハハハハハハハッ!!』ザバババババババ

赤城『な、なんなの、あの深海棲艦!?』

加賀『ものすごい速さ……! 爆撃が間に合わない!!』

姉上『ワハハハハハハハハ!!』ザバババババババババ

姉上『ワハハハハハハハハハハハハハッ!!』ザバババババ……

~フラッシュバック終了~

加賀(駄目かも知れません)ガタガタ

171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 20:16:57.87 ID:NLUG6sq10

大淀「でも、そろそろ提督には帰ってきていただかないと……」

香取「いけませんね。業務が溜まりに溜まっています」

明石「提督が、まさかあんなに仕事をこなしてたなんて~!」ヒー!

吹雪「みんなで分担するのも、もう限界です!」

T妹「そうだ! 貴女の主砲で私を飛ばしてください!」

T妹「そうすれば、すぐにも兄上の下へ――!!」

長門「お、落ち着け……落ち着くんだ……!」オロオロ

173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 20:20:03.95 ID:NLUG6sq10

ワイワイ ガヤガヤ

??「……」

??「はぁ」

??「お前たち、何をやっているんだ?」

島風「えっ!?」

ビスマルク「この声……提督!?」

??「ああ、そうだ。お前たちの提督だ」

??「長いこと留守にして悪かったな」

??「みんな――」

提督「ただいま!」ニコッ

174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 20:24:02.14 ID:NLUG6sq10

姉上「ここに来るのは二度目だな」ゾロゾロ

レ級「ぎひっ♪ いいところじゃん」ゾロゾロ

ヲ級「ヲッヲキュ~」ゾロゾロ

戦艦「そうね。悪くないわね」ゾロゾロ

空母「海は青いし、空は広い……」ゾロゾロ

泊地「泊地だからか? 馴染む」ゾロゾロ

港湾「それを言ったら……私も……」ゾロゾロ

南方「ふん」ゾロゾロ

艦娘(―――――っ!?)ビクッ

艦娘(なんかいっぱい……ついてきたぁーっ!?)ビクーン!!

175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 20:25:50.02 ID:p1oEVQli0

これならお母様にも勝てるかも!

176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 20:26:57.53 ID:NLUG6sq10

まるゆ「ひっ!? し、深海棲艦!!」ガタガタ

T妹「ひいっ!? あ、姉上ぇぇ!!」ガタガタ

赤城「貴女たち、提督から離れなさいっ!!」

加賀「人質のつもり? それならこちらにも考えが――!」

提督「ま、待った待った! 違うんだ!!」

提督「この人は私の姉で――」

提督「この子たちは、トラック泊地の新しい仲間だ!」

提督「敵じゃない。みんな、仲良くしてやってくれ」

艦娘「……」

艦娘「…………は?」

177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 20:30:03.44 ID:NLUG6sq10

T妹「貴様ぁ!! 迷い出たばかりか――!!」

T妹「兄上を誑かしたかぁぁぁぁ!!」ワナワナ

姉上「違うぞ、我が妹よ」

姉上「逆だ。私は弟に陥落されたのだ」

姉上「ん、ちゅ……このように、な」フフッ

T妹「んなぁぁぁ……!!」

提督「相変わらず仲が悪い……」

提督「二人とも、喧嘩だけはしないでくれ」フゥ

178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 20:33:16.26 ID:NLUG6sq10

比叡「ひぇぇぇ!? レ級が! レ級がっ!!」

霧島「トラウマがぁぁぁぁ!?」ビクンビクン

レ級「おっ、戦艦じゃーん」

レ級「よろしくなっ♪」ポン

榛名「はい」マッサオ

鳳翔「ヲ級がなぜここに……?」

ヲ級「ヲッ!」ヨロシク

飛鷹「え、ええっ。よろしく……?」

179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 20:38:30.13 ID:NLUG6sq10

大淀「提督、どういうつもりですか?」

大淀「深海棲艦の、それも水鬼クラスを泊地に引き入れるなど――」

提督「いや、彼女らとは和解したのだ」

提督「意思疎通もできる。仲良くもできるのだ」

青葉「なるほど! ベッドの中で仲良くして、それで――という流れですね?」ズバリ!

提督「ああ、そうだ」ニコッ

提督「……」

提督「……はっ!?」

艦娘「………………へぇ~」

180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 20:42:48.94 ID:NLUG6sq10

飛龍「私たちが心配していた時、ナニをしていたんですかねぇ……」

提督「い、いや、その、だな」

蒼龍「新婚なのに……お嫁さんをほったらかして……」

提督「う、ち、違うんだ」

初雪「……」ゲシゲシ

提督「いたっ! や、やめ、止めて……」

綾波「……」ゲシゲシ

提督「右足もっ!? うっ、ううう……!」

181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 20:45:52.75 ID:NLUG6sq10

提督(南方棲戦姫とも和解でき)

提督(トラック泊地に帰ってくるまでは)

提督(万事解決と思っていたが――!!)

金剛「提督は渡さないんだからネー!?」ガゥゥ

南方「あの男は私の獲物よ。誰にも渡さないわ」フンッ

T妹「死ねっ! 黄泉へと還れっ!!」ブンブン

姉上「ははは、お前は相変わらず可愛いなあ」ハハハ

提督(……うう)

提督(私はただ――)

提督(火種を持ち帰っただけなのかもしれない――!)

182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 20:48:05.98 ID:NLUG6sq10

~同時刻 監視塔先端~

ヒュゥゥゥゥ……

母上「……」

母上「く、くくく……」

母上「いいぞ。もっとだ。もっと集めろ!」

母上「力を集め――そして――!」

183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 20:50:23.91 ID:NLUG6sq10

母上(世界は広く――海は深い――)

母上(深海には、更なる強者が潜んでいる)

母上(奴らを倒すには――個の力では足りぬっ!)

母上(集めろ。集めろ。力を集めろ!)

母上(そして統率し、偉大なる軍団を形成しろ!!)

184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 20:53:21.23 ID:NLUG6sq10

母上(人の強さは、この母で極まった)

母上(そして、この力は余人では代えがたい――)

母上「ならば、小さな灯火を集め、巨大な大火と成せっ!」

母上「最強の闘技者(グラップラー)ではなく――」

母上「最強の統率者(大元帥)を目指せっ!!」

185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 20:55:43.41 ID:NLUG6sq10

母上「母はその時を待っているぞ――」ニィ

母上「こうして我が子の成長を見守る時間」

母上「――悪くないッッッッ!!」バッ!!

提督「……?」ゾクッ

提督「今、寒気が……?」

提督「いや、そんな場合じゃない!」

提督「みんな、落ち着けー! 落ち着くんだー!!」バタバタ

188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 21:01:29.02 ID:NLUG6sq10

若さと荒さが残る青年提督。

彼はこの先、母が期待するような大元帥となり――。

この戦争の黒幕との、最終決戦に挑むことになるのだが――。

提督「話を……話を聞いてくれー!」

今はまだ、嫁の喧嘩を収めることもできないようだ。

道のりは遠く、終戦は未だ見えない。

彼らの戦いは、これから先も、まだまだ続いていく――。

~END~

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